2018.04.09

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ファクトリー・ストックスタイルをアオシマ・ケンメリRで忠実に再現! NISSAN...

◆Builder:鵜飼 誠 ◆Base:アオシマ1/24

30年ぶりに アオシマ・ケンメリRと戯れる

 アオシマのケンメリRを前に作ったのはこの手のアオシマの旧車が「ザ・チューニングカー」シリーズとして販売されていた1980年代前半のこと。思えばボディ一体成型のオーバーフェンダーの塗り分けに途方に暮れて、境界線をマッキーの極細のマジックで塗ってから、チマチマと筆塗りしたり……そんな記憶が蘇る。

しかしながら、子供心にどうしても許せなかったのがフロントマスク。グリル枠がボディ内側に入るせいで、表情がどこかしっくりこない。なので、これまたマッキーの極細でグリル枠とボディの境界線を描き、枠に見立てたボディをシルバーで塗る、なんてことをしていた。そう、私にとってアオシマのケンメリRを作ることイコール、そのフロントグリルと対峙することでもあったのだ。

 しかしである。昨今の有能なアオシマ開発陣は、そこを見事に解消した新パーツを生み出した。惜しむらくは、そのパーツがノーマルのケンメリRのキットに入っておらず、リバティーウォーク(LB)のヨンメリのキットにしか入っていない点。そして、70カローラのキットを開けてみれば、これまた素晴らしいモールドのケンメリR用テッチンが入っている。これらの純アオシマパーツを組み合わせれば、いとも簡単に30余年前のウカイ少年が夢見た、「完全ノーマルなケンメリR」が出来あがるワケだ。ということで、アオシマさん、お願いだからこのパーツを同梱した、究極のケンメリRキットを売ってくださいませ。

取材協力: アオシマ文化教材社(http://www.aoshima-bk.co.jp)

目指したのはこの雰囲気!

ケンメリRといえば、私にとってこのアオシマのパッケージにも使われている広報写真のイメージが強烈。広報写真なのに、極太の8本スポークホイールとレーシングタイヤを履いているのが当時の日産の社風を感じさせる。今回のメインカットはこの広報写真を意識して撮影した。

すべてはここから始まった。

アオシマの名シリーズ、『ザ・チューニングカー』の中でも最後の第13作として1983年に登場したケンメリGT-R。現在も『ザ・スカイライン』シリーズのNo.07、『リバティーウォーク』シリーズのNo.2として健在だ!

ニコイチで作る究極のケンメリR

実車に近い雰囲気を再現できる、新金型のケンメリRグリルはLBヨンメリのキットに入っている。アオシマさん、お願いですからこのグリルを普通のケンメリRのキットに入れてください(笑)

「アオシマのケンメリRは……」などと言っていた御仁は、これを機にその見解をあらためていただきたい(笑)。ちなみにアゴ部分とリアバンパー下のパネルは下方に向かって削りこんでシャープさを強調した。

アオシマの『ザ・チューニングカー』シリーズは同年代の他のメーカーの同類キット
に比較しても、とりわけ実車志向が強く、モーターライズながらもシャシーやインテ
リアのリアリティは群を抜いている。

アオシマのケンメリはバンパー下のバランスカウル(アゴ部分)左右が角ばっているので、ここを丸く削り込むだけで印象は一変する。こちらは未加工。

指定通りにバンパーを装着するとこの平面的な表情。作例では、バンパー上部を前面に倒すように接着している

オーバーフェンダーのマスキングはサークルカッターでテープを切りぬいたもので簡単にできる。

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