2018.03.18

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

まるでガチャピン! FIAT500がベースのRANGER

会場に並んだRANGER。つくりがシンプルで安価だったため、FIAT500をベースとして多くのカロッツェリアが自分たちが欲 しいと思うクルマづくりをおこなっていた。どうにも 寸詰まり感のあるRANGERは農場や山間部で 使われていたようで、狭い場所での取り回しを考 慮してつくられたのだろう。

ガチャピンのような愛くるしいマスク

FIAT500は1957年に生まれた。水冷4 気筒エンジンを搭載するFIAT600が発売間近なときにリサーチをしたところ、もっと安価なクルマが求められているとわかったFIATが急きょ弟分として開発したのが500、というのは有名な話だ。

 FIAT500の誕生を機に、イタリアの一般家庭の生活の中にクルマが入り込んでいく。1960年代には、FIAT500の部品を使って自分好みのクルマを仕立て、週末はカーレースに出場するというクルマ好きが一気に増えた。FIAT500はチューニングやドレスアップのベース車両としても最適だったのだ。カロッツェリアもそれに目をつけ、様々な亜種が生まれた。

 ここにご紹介する“FERVES RANGER ”もそのひとつ。“FERVES”はオーナーであるフェラーリ技師が命名したトリノを本拠地とするカロッツェリア。FERARRI VEICOLI SPECIALIの頭文字をとったのだ。

 RANGERは1966年にトリノサローネで発表された。当初は後輪駆動のみだったが、2年後には四輪駆動も追加。1971年までの6年間で600台ほどが生産されたという。今年50周年を迎えたということで、FIAT500MEETINGに十数台のRANGERが各国から集まったのだ。

 とにかくRANGERはカラフルな色が多い。どのクルマを見ても同じ色が無い! 聞くところによると、要望によってクライアントのための特別カラーを作ったとのこと。内装もそれぞれだ。

 険しい山道も狭い田舎道もこのカラフルで可愛いRANGERがどこにでも入って行く。実に微笑ましい光景である。ボディサイズは全長2635×全幅1450×全高1660mmで、FIAT500より30cmほど短い。大柄な男性が乗るとかなりの違和感だが、それをかき消す(増幅させる?)ように七色の傘を差す参加者。

 一見どちらが前でどちらが後ろかわからない。2シーターのピックアップと4シーターがラインナップされていた。テールランプはFIAT850からの流用。
チョロQがそのまま実車になってしまったようなRANGER。10台以上まとめて見られる機会など、今後二度とないかもしれない。

オープンでホロがなくて、雨が降ったら?

仲良し夫婦で傘をさせばいいんです!

チョロQがそのまま実車になってしまったようなRANGER。こうしたお洒落な雰囲気の奥様にも似合ってしまう。

ボディサイズは全長2635×全幅1450×全高1660mmで、FIAT500より30cmほど短い。大柄な男 性が乗るとかなりの違和感だが、それをかき消す(増幅させる?)ように七色の傘を差す参加者。

一見どちらが前でどちらが後ろかわからない。2シーターのピックアップと4シーターがラインナップされ ていた。テールランプはFIAT850からの流用。

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