2018.01.05

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

イタリア リグーリアのビーチに集うFIAT500たち

ヨーロッパの最も古くて美しい街のひとつ、リグーリア。かわいらしいパラソルと街並み、そこにFIAT500が続々と集合してくる。

FIAT500はイタリアそのもの

 “継続は力”とは、まさにその通り。今年で3 3 回目を迎えたFIAT500ミーティングは、1984年に町おこしの一環としてスタートした。当時の市長で発起人のドメニコ・ロマーノさんはこう語る。

「なんとかしてガルレンダを皆に知ってもらいたいと思ったんですよ。この町には有名なGOLF CLUBGARLENDAがあり、別荘に滞在中のセルジョ・ピニンファリーさんやフィアット家の親族がよくプレイをしに来ていました。この辺りは有数の別荘地なんです」

 しかもここには偶然にもFIAT500オーナーがたくさん住んでおり、住人からの協力も得られた。「1回目は30台くらいの小さな集まりでしたが、FIAT500を設計したダンテ・ジャコーザさんにもお越しいただいたんです」

 その後回を重ねるごとに参加者が増えていった。オランダ、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、スイス、日本など、海外からの参加者も増え、FIAT500の50周年を迎えた2007年には、1436台ものFIAT500が集まった。

 現在、FIAT500CLUBの会員は全世界で2万1千人。単体車種のクラブでは世界一だという。会員になるには当時のFIAT500所有者であるということが条件。現在、イタリア国内のFIAT500は30万台、海外を合わせたら35万台くらいではないかと言われている。

 また世界各国に185の認定クラブがあり、各々のクラブが年に数回のイベントを企画。常に年に何百というFIAT500のイベントが各地で行われている。

 姿を見ただけで微笑んでしまうFIAT500。イタリア人にとってこのクルマはイタリアそのもの。初めてのマイカーがFIAT500だったというイタリア人も少なくない。「チンクエチェントベイビー」(FIAT500で生まれた子)という言葉もあるほどなのだ。

 また運営に力を注いでいる組織委員会の皆さんは殆どが地元OBの方。彼らのパッションと行動力がある限り、毎年世界中のFIAT500ファンはここに集結するだろう。

アウトビアンキブランドの専用グリルが付いた珍しいジャルディニエラ。60年代後半からFIATジャルディニエラは、アウトビアン キに生産委託された。

海沿いの小道から、FIAT500が出てくる出てくる、次々出てくる。ドライバーももはや上半身裸!

街をあげてのイベントのため、本来はクルマが停車できない場所もFIAT500だらけに。

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