2018.01.05

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ヴィンテージカーレース、達人の歴史

\'51 COOPER MKV。この車を2000年1月1日に購入したということで、 21世紀に売買された初めてのクラシックカーなのでは? とのこと。

世界中のヴィンテージカーレースに参戦している、ジェイソン。彼の信条は乗って使うこと。

クルマは乗って使うことに意味がある。

 現在、世界各国を相手にした食品ビジネスを展開しているジェイソンは、ドバイ、ロッテルダム、ロンドンにオフィスを持ち、世界中を駆け巡っている。そして仕事の合間にサーキットレースに出場。ジェントルマンドライバーと言っても、かなり本格的だ。カテゴリーは常にクラシックカーで、サーキットレースとラリーに年間20戦以上は参戦している。

 ちなみに、彼が初めて出場したレースは、モンツァサーキットのCoppa Intereuropa '86。クルマはLotus Eliteだったという。その頃ジェイソンは、アメリカのクルマの雑誌数社と契約を結び、ヨーロッパでのクルマ事情や経験談を掲載していたそうだが、あるとき雑誌の取材で、ヘンリーモローレーシングスクールに参加する機会を得る。ここは、当時クルマ好きがイタリア中からドライビング技術を学びに来る人気のスクールだったが、ジェイソンもここで運転技術を学び、本格的にレース人生をスタートさせたのだ。なんと

1991年には、モデナのチルコロ・デッラ・ビエッラのメンバーとして日本の「つくばトロフィー」に愛車スタンゲリー二750 Sportで参加したこともあるらしい。

 今、ジェイソンが持っているレースカーは'68 Lora F1 T70 、'77Shadow DN 8、 '64ATS F1で、彼のお気に入りはダントツでLora 。自分の走りのスタイルにピッタリなのだそうだ。2016年は、8月の時点ですでに20戦以上のレースに参加している。

 古い物が大好きというジェイソン。この趣味はアメリカ在住時からあったようだが、アメリカンヴィンテージには全く興味がなく、幼少から早く大人になってヨーロッパに住みたいと思っていたという。「アメリカの実家は築70年だったけど、僕の友人は1300年前の家を祖先から代々受け継いで住んでいる。ここイタリアはアメリカと時間の流れ方が違うんだ」クルマ、バイク、カメラ、時計、自転車に囲まれ、まさにヴィンテージライフを地で行っているジェイソン。でも彼の中には定義がある。

 それは”使う”ということだ。自分の日常の生活の中に気に入ったヴィンテージを持ち込み、生活と共に使っていき、もし使わなくなったら人に譲ってしまうのだそうだ。使うというところに、とても重きを置いている。「僕はコレクターといわれるのが嫌なんだ。物は使わなければ意味がない。使ってこそ、感じることが出来る。ただ、自分が好きな物を買って使っている。ただそれだけさ」

FERRARI P4 の1/8モデルカー。ディティールまでよくできていると、かなりのお気に入りのもの。

ジェイソンの'77 SHADOW DN 8エンジンはフォード・コスワースDFW。専門誌で何回も取材を受けている。

書斎にはフォードGT40のモデルカー。RIVAのモデル、書籍、トロフィー、ポスターなどが飾られる。

' 52 N O R T O N M A N X 5 0 0 c c GRANDPRIXがたたずむオフィス。

オフィスの入り口で。ポルシェGT3とジェイソン。ポルシェは計4台、アルファロメオは10台(一番古いのは'49 Alfa 6C Freccia d'Oro)所有。

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