2018.04.25

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

MofMが実践する、最高の谷川ライフとモノ作り。

軽量コンパクトな2.5レイヤー生地使用。撥水加工を施した2レイヤーの裏面にプリントのラミネートを施した。アウトドアでのレイヤリングにも最適。エクストリームフィールドジャケット。[M/M1810-JK02]5万2920円 Stylist:Fumihiko Okabe Photographer:Masami Sugisaki Model:Gasen

 自然回帰が叫ばれている昨今でも、結局は東京が拠点というパターンが根強い。そんな中で、いち早くモノ作りの拠点を大自然の中に移し、精力的に活動し続けているブランドがある。その名はマン・オブ・ムーズ(MofM)。山での暮らしを存分にフィードバックさせる、新しいブランドクリエイションのあり方として今注目を集めている。

都会にいても、心のどこかに山があった。

代表でありデザイナーでもある福山正和さんはかつてメンズのトップモデルであり、2003年にこのブランドを始動した。

はじめはモード色の強い、アーバンなアイテムがラインナップされていたが、2013年に突然、その拠点を群馬県みなかみ市に移したことに周囲は驚いた。

「もともとモデルと並行して、プロのスノーボーダーとして活動していたんです。ブランドを立ち上げて東京のど真ん中でクリエイションしていても、やっぱり自分の中の原点として、心のどこかにはいつも山があって。

やっぱりそこに立ち返って、自分に正直に服を作ってみたいと思ったんですね」

自然と街の距離が近いのも一つの魅力

スマホやITの普及も大きかったという。

「ふと思ったんですよ。あれ? 今なら東京にこだわらなくても全然やっていけるな、って(笑)。

情報発信やコミュニケーションはSNSやネットでいけちゃうから。数ある山の中から谷川岳に決めたのも、山の素晴らしさもさることながら、東京との距離的な近さも大きかったでしょうね。

都心部からたった170キロ離れただけ。クルマで2時間ちょっとですからね」

「僕らにしかできないことを」

生み出されるアイテムも当然変わってきた。アクティブラインである「Mountain of Moods」もスタートし、日常のウエアとガチのアウトドアアパレルという両輪を動かすことになった。

「すぐ身近にある山や川と常に対話することを心がけています。フィールドテストで得られたデータはアイテムにすぐ還元するようにしているので正確だし、スピーディなところが持ち味でしょうね。大企業ではできないことをやっているつもり」

作り手自ら、山の奥深くに入っていきボードで滑ったり、イワナやヤマメを釣って、気づいたことをすぐアイテムに反映させる。そんなエクストリームな動きは大手アウトドアメーカーではなかなか難しいだろう。

早朝から釣り場のチェックへと

谷川岳のすぐ麓にある事務所には3名がスタッフとして働いている。このサイズ感だからこそ、フットワーク軽く思い切ったことができているようだ。

そんな福山さんの谷川ライフの日常はどんな流れか気になるところだ。

「冬と夏で若干違うんですが、今の時期だったら朝4時半に起きて、フィッシングのポイントをいくつかまわります。冬なら早朝に一発滑る感じですね。それから戻って10時頃に事務所へいって、6時くらいまで打ち合わせやデザイン。夜9時には寝ちゃうんですよ。

そういうリズムがここではぴったりハマるんです。東京時代は朝まで飲んでたりしてたのに(笑)」

谷川岳から多くのインスピレーションを受ける

住み続けているうちに、さらに谷川岳の魅力は増すばかりという福山さん。ここで生活していると、とにかくいろんなアイデアや、やりたいことがひっきりなしに浮かんでくるという。

「最近はいろんなブランドと組んで、山と向き合う生活を生かした映像ディレクションにも力を入れています。忙しいですけれどやっぱりインプットの時間をどれだけ確保できるかが大事なので、海外の雪山にも遠征したいし、北海道やカナダ、アラスカあたりのトラウトも狙いたいですね」

プロボーダー時代にも世界各国の山をめぐってきたが、谷川岳のクオリティはその中でもトップクラスという。大好きな山に囲まれ、自分らしいアイテム作りを追求しているMofMと福山さんの今後の動向から目が離せない。

福山正和 Masakazu Fukuyama
プロスノーボーダーとして1999年、2000年JSBA中部地区大会優勝、全日本選手権優勝。2001年度スノーボード国際大会X-TRAIL JAM in東京ドームにて、クォーターパイプ日本人招待選手21人中1位。BIG AIR2位で決勝進出などの好成績を収める。ナイキやタイメックスなど主要10社と契約しトッププロとして10年活躍。同時期にメンズノンノやポパイなどでモデルをつとめる。2003年に服作りをスタート。2013年に拠点を群馬県みなかみ市に移す。2016年にはルアーのトップブランド、メガバス社とプロ契約を結び、渓流フィッシャーとしても活動の場を広げている。

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