2018.05.28

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

あなたもこれで職人に!? 「レザークラフト実践講座」

アメカジを身に纏う読者ならジーンズの次に好きであろうレザーアイテム。ブーツやウォレット、ベルトなど様々なファッションアイテムにレザーは使用されている。またジーンズと同じように時を歩み経年変化を楽しめるのもレザーアイテムの魅力でもある。 今回はそんなレザーアイテムを自ら作成し奥深さを体感してほしい。経験することによって常日頃共に歩む相棒の見方も変わってくるはずである。

用意するアイテムはこちら

クラフト社のレザーハンドソーイングセット「スタンダード」を使用(1万2,960円)。通常のセットには、今回製作するキーホルダーの革や型紙は付属しないが、麻糸やカードパスケースキット、手縫いガイドブック等が付属する。

金具と取付け用の道具、ハサミ、綿棒、手縫いロウビキ糸。

いざスタート!

1

工作用紙や厚紙などで作った型紙を革の上に重ね、カットラインを丸ギリでけがいて印をつけていく。綺麗な線が出るよう寝かせて線を引くようにするのがポイント。表革だけ作業する。

2

別たち(替刃式の革包丁)でカットラインを切っていく。この際、別たちを前方に少し倒して刃の角で切っていく。力だけで切ろうとすると失敗のもとだ。

3

表革と裏革をサイビノールで接着する。サイビノールを革に厚く塗ると層ができ、接着に時間がかかるので薄く塗る。内側から外側へ塗ると縁部分が綺麗に仕上がるぞ。これを表革と裏革の両面に塗って貼り付ける。その後、ヘラ付ヘリみがきでプレスして接着をより強度にする。接着剤が透明になったら乾いているという証拠だ。実際には10分くらい時間をとるのがいい。

4

接着したら表革をガイドに裏革をカットし、形を整えていく。カーブは別たちを前方に倒して鋭角にして革を動かすような感じで切ると綺麗に仕上がる。カーブに来たら革を徐々に動かしていく感じだ。

5

カットした面(コバ面)をサンドスティックで平らに整える。

6

ステッチの始点終点となる。段差のキワから3ミリ内側に。丸ギリで突いて縫い穴をあける。

7

ステッチンググルーバーで表面にステッチの溝を付ける。外縁から約3ミリの位置に溝を付けていく。外周をなぞる感じでステッチンググルーバーを這わせていく。

8

フェルトとゴム板を下に敷き、2本ヒシ目打と4本ヒシ目打を使って、糸で縫うステッチの穴をあらかじめ空けておく。ヒシ目打をステッチンググルーバーで溝を付けた上に置き木槌で叩く。ヒシ目が裏面に少し出るくらいがいい。打ち過ぎると穴が大きくなってしまうので注意だ。まっすぐな箇所は4本ヒシ目打ちで打っていき、カーブへ来たら2本ヒシ目で打っていく。起点に近づいたら等間隔になるように微調整するのも重要だ。

9

ロウ引き糸に針を通す。この際、使用するであろう糸の約4倍くらいを目安に糸をカットしておく。まずは針穴に糸を通し、針先で糸を刺し、糸を折り返してもう一度刺す。この際に爪で糸を平らにして針を刺すと楽に刺せる。これを二度し、針穴側へ糸をたぐり寄せ、糸先端を下方へ抜いていく。糸をこすり合わせて一本になったらセット完了。両サイドの先端にこの作業を行う。

10

テーブルポニーで固定し作成するアイテムに糸を通していく。アイテムの表側を右にセットし、始点の3つ手前の穴に糸を通し、両手に針を持ち左右の糸の長さを均等にする。2目重ねるため、はじめは奥に向かい縫っていく。左の針を1つ奥の穴に入れ、その下に右の針をクロスさせ重ねる。クロスの交点を右手で押さえ、左の針を右手側に引き抜く。クロスのまま右手を返して右の針を同じ穴に入れ、左手で受けて引く抜く。糸は進行方向と逆によけておくといい。両手で均一に糸を引き締め、これで1目縫いあがった。少し難しいが、綺麗に縫えるし早く縫える方法だ。

11

終点はハサミで糸を切っておく。その後木槌の腹で叩いて革を馴染ませていく。

12

ヘリおとしで角を落としていく。しっかりヘリを落としておくと、サンドスティックで削る回数も減るし、綺麗な仕上がりになるのだ。

13

サンドスティックで両面のへりを落とす。その際、板の上に置いてかけたほうが力の伝わり方が全体的に伝わるのでスムースに進む。

14

艶を出すためにトコフィニッシュを綿棒でコバ面に塗る。トコフィニッシュを付け過ぎると、作成しているアイテムによってはコバ面よりはみ出てしまうので丁寧に少なめに塗っていく。

15

片サイドが終わったらヘラ磨きで磨いていく。ここではトコフィニッシュが半乾きの状態で磨くのがポイントだ。トコフィニッシュを塗りコバ面を磨いた際、摩擦で色が変わるので濃くなっている箇所は力の伝わり方が強くなっているので、再度トコフィニッシュを塗って磨けばいい。

16

最後にジャンパードット用の穴を3か所にあける。キーホルダーなので留める部分など3か所だ。ちなみに今回はハトメ抜き12号を使用。最後にジャンパードット用の穴を3か所にあける。キーホルダーなので留める部分など3か所だ。

17

オールマイティプレートにジャンパードット頭を置き木槌で叩いて留めていく。しっかりと留まったかどうか不安な場合は、ジャンパードットを動かしてみるといい。留まっていれば動かない。

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