2018.04.27

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

パリの空気を感じられるガレージのある隠れ家カフェ

友人との時間を過ごすことも、独り物思いにふけるにもカフェという空間は私たちを包み込んでくれる。それが少しばかりパリの路地裏を感じさせてくれるようなスタイルならなおさらのことだ。チンクエチェントが収まるガレージを有する隠れ家カフェで過ごす贅沢な時間。

光と影が織りなす落ち着いたカフェ空間と、そこに寄り添うガレージの存在

 私はGarageLifeという本の製作に携わっていることもあり、年中ガレージを訪問し、その便利かつ素敵な生活環境を目の当たりにしているわけだが、一般的にはまだまだガレージに関しての認知度は低いと考えている。ガレージは駐車スペースというだけでなく、愛車をメンテナンスしたり、くつろぐスペースを設けたりと趣味的な空間として使うものだ。という説明をしても実際にガレージの存在を感じてみなければ、想像することは難しいことだとも理解している。ここで紹介する『le buildscafé(ル ビルズ カフェ)』はカフェでありながらも、ガレージを有しており、身近にガレージ空間を体験できるスポットだ。
 “オシャレなカフェ”などと耳にすると、何か女性的な場所を想像してしまうのは私だけではないだろう。そんなカフェとガレージを併設しているということ自体が珍しいことだと感じながら足を踏み入れたのだが、そこは静かな時間の流れを感じられるような素敵な空間が広がっていた。「パリが好きで良く行くのですが、いつも考え事をしたりパリ特有の空気感を得ているのはカフェだと気づいたことが、この店を作るきっかけでした。カフェというのはそこで流れる時間を買いに来る場所だと思い居心地の良さに注力しました。その一角にガレージを設けたのは、私自身ガレージのある生活に憧れており、カフェに訪れる人にも興味を持ってほしかったのです」。と、ル ビルズ カフェのオーナーである細渕さんは話す。

 店内は高い天井により広々とした印象を受けるメインホールと隠れ家のような雰囲気を持つライブラリーコーナー、そしてメインホールの奥のガレージスペースという構成となっている。照明の当たり方によって絶妙な表情を見せる壁のペイントや、あちこちに並べられたアンティーク雑貨など、ゆったりとした時間の流れを楽しめる場所となっていることが分かる。ガレージの中にもテーブルがセットされ、そこを好んで利用する客もいる。クルマを外に出せばかなりのスペースを確保でき、ガレージはクルマを置くだけではなく、映画を観たり仲間を呼んでBBQをしたりと生活空間の一部として楽しむことができる場所なのだと伝わることだろう。ル ビルズ カフェは、素敵なカフェというだけでなく、ガレージライフを想像させる場所なのだ。

ポイントとなるのはやはりガレージ。今後は収まる車両を変更したり、夏季はオープンスペースとすることも予定しているそうだ。

2階には輸入家具を取り扱うショップを併設

様々な輸入家具が置かれたショールーム。そこでの生活を意識できるような配慮がされたコーディネートが行われている。

3月4日にオープンしたばかりのル ビルズ カフェ。表通りから一本裏手に入った場所に位置し、特別な時間を過ごせる隠れ家カフェという感じだ。

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