2018.05.11

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

イタリアの田舎で楽しむスワップミート『CITTA di DUEVILLE』

01『コレクターの桃源郷的なマーケット』

 イタリアの北東に位置するヴェネト州にある田舎町、Dueville(ドゥエヴィッレ)は、牧歌的な風景の中に古くから続く町並みが残る場所だ。そんなドゥエヴィッレでは旧車マニアが集まるミーティングがしばしば開催される。今回向かったのはヴィンテージバイクや自転車のパーツが数多く出店されるフリーマーケット。近場はもちろん遠方からも押し寄せるコレクター達は、販売はもちろん買い付けも重要な楽しみ方。一杯飲みながらゆっくり散策する心温まる北イタリー流休日の過ごし方を覗く。

レストアされたヴィンテージバイクが放つ輝きに感銘する

見た目極上のBULTACOPURSANG。これはブルタコのモトクロッサーの中でもメインに作られていた250ccモデル。

R69Sをベースにアップマフラーやブロックタイヤを装着し、「Gelände Sport」とされた車両。実に纏まっている。

ビカモンのヴィンテージバイクたち

復活し現在もスクーターなどを手がけるイタリアのASPES。60~80年代はオフロードバイクで名を馳せたブランドだった。フレームに取り付けられたまま塗られたサイドパネルが雰囲気ある。

MAICO MC400。ドイツのMAICOはヴィンテージモトクロスでは外せない存在となっている。少量ながらも86年頃まで生産は続けられ、現在も愛好者の持ち込む車両のレストアを行っている。

02『各々好きに楽しめる独特の空気感』

 会場には新車ばりのミントコンディションにまでレストアされた車両が何台も並ぶほか、パーツを組み合わせて製作したアーティスティックな手作りオブジェが展示されていたり、それぞれ自由に楽しんでいる様子が独特の空気で伝わってくる。ひと目見ただけでは、ガラクタとも呼べる車やバイクパーツの山も、手にとってよく見てみると他ではお目にかかれないような宝の山。もちろんお宝にはそれ相応の値段がついていることが多い。やはりコレクター相手の商売が市場を形成したことと、インターネットという新時代机上買い物システム(スマホが広がった今ではすでに机上とすら言えなくなってしまった)が価格を吊り上げたことは否めない。とはいえ地球の裏、ここ日本では見たことがないようなものばかりで、散策しているだけでも刺激になることは当然のこと、もちろん飛び切り安いものもある。

最近ではロードモデルも人気が高いオーストリアのKTMだが、やはりヴィンテージオフロードモデルの雰囲気が良い。

日本車の水冷エンジンに載せかえられたASPES。まとまりが良く違和感はない。楽しく遊べそうな一台だ。

どれも時を超えた魅力を放つ

40年代から60年代前半まで活躍したイタリアのモト・パリラ製レーサー。パリラのバイクは日本にも入ってきたが数十台の世界だ。

1900年初頭に生まれたバーミンガムのニューハドソン社。様々なエンジンを搭載したモデルを発表したが57年に閉鎖した。

どれも要OHに見えるフロントフォーク。でも長年探しているマニアには垂涎の的。

ベーシックなCD175なんて見かけると、なぜかホッとしてしまうのは日本人だからか。

大小様々なシートカウルが売られている。ちょっと工作すれば汎用性がありそう。

ファルコーネシビレの中でも最もシンプルなストーリア。赤フレームに白外装が素敵だ。

NEWS of VINTAGE LIFE

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH