2018.06.08

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

みなかみの福山より#3「道東を経験して再認識した みなかみの凄さ」

メンズファッションブランド「M of M」のデザイナー、福山正和さん。「真にリアルなものづくりをしたい」と、3年前に群馬県みなかみに拠点を移した。春夏秋は釣り、冬はスノーボードと、四季を通じて自然と直に触れ合う生活を送っている。何事にも本気で取り組む福山さんに、みなかみから便りを送ってもらった。

こうして構えるとまるでバズーカーのようにも見える、体長50cmほどの野性味溢れるニジマス。

釧路湿原、阿寒湖、屈斜路湖、釧路川などを回り、朝4時から日が落ちるまで釣りを続けた。

 10月、道東で5日ほど釣りをしてきました。みなかみでの4年の経験が北海道でも活かせるのか、チャレンジしたくなったんです。

 マス釣りをする人にとって道東は聖地です。見渡す限りの大自然では釣り人も多すぎず、パラダイスでしたね。ただし! 魚の活性も高いし、魚の数も多いんですが、とにかく広すぎてどこで釣っていいのかわからない……僕らは地元をよく知るスペシャリストに案内してもらえましたが、それなしでは5日ぽっちではポイントにたどり着くことすら困難だったでしょう。初日に幻の魚ともいわれるチップ(ヒメマス)を釣りあげたんですが、その婚姻色の赤さと獰猛な顔つきに驚かされました。

 日本三大河川の利根川、日本三大岩場の谷川岳があるみなかみと比べると、北海道は平坦で登りが少ないのですが、僕はみなかみでエクストリームな釣りをしているせいで、他の人よりずいぶん繊細な釣りをします。一見平坦なんだけど入り組んでいる場所、川の流れが変わる場所など、培ってきた地形を読む力が今回の釣りで生きたのが大きな収穫でした。

 道東は本当に素晴らしいところで、絶対にまた行きたいと思いますが、一方でみなかみの良さも再認識することができました。僕がしてきたことは間違いじゃなかったんだなと自信を持てました。

チップの赤さと獰猛な顔つきに道東の猛々しさを見た

道東には高い山はなく、渓流といってもみなかみに比べれば遥かに平坦。それでもしっかり見極めれば川の流れが読めてくる。

福山正和/プロスノーボーダー、モデルという異色の経歴を持つ。2004年にM of Mを立ち上げ、2010年以降は デザイン、ブランドディレクションも手掛ける。現在M of Mはアーバン志向のMan of Moodsとアウトドア志向のMountain of Moodsを展開する。2016 年4月、megabassと渓流プロ契約を交わす。

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