2018.06.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

みなかみの福山より#4「谷川岳から拝んだ絶景の初日の出」

メンズファッションブランド「M of M」のデザイナー、福山正和さん。「真にリアルなものづくりをしたい」と、3年前に群馬県みなかみに拠点を移した。春夏秋は釣り、冬はスノーボードと、四季を通じて自然と直に触れ合う生活を送っている。何事にも本気で取り組む福山さんに、みなかみから便りを送ってもらった。

谷川岳のバックカントリーを滑る。プロスノーボーダーゆえ、コンディションには注意を怠らない。

テント、寝袋とガスバーナー。装備はミニマルでも極上のひと時を過ごすことはできる。

雪が多いので、今年の釣りが楽しみです

 冬ですね。昨シーズンは雪に恵まれませんでしたが、今シーズンのみなかみはよく雪が降っています。1日の降雪量が日本で一番だったことが2度あったほどです。そのおかげでほぼ常にパウダースノーを楽しめるのはありがたいことです。

 ただしバックカントリーを滑るには、雪が降りすぎるのは必ずしもいいこととは限りません。雪が多すぎるとかえって滑りにくいし、雪崩れるとかなり危険です。コンディションを見極めが難しいのです。先週、谷川岳のど真ん中を滑ることができましたが、あれは1年に1度あるかないかの好条件でしたね。天候も良かったのでピークまで2時間ほどで登り、一気に滑ってきました。あの一回があったから、今シーズンはもういいかという気持ちにすらなってきます。2月中旬以降は気温が上がって雪が解けてくるので、もう厳しいですね。雪の層ができて、雪崩の危険性が一気に高くなります。

 今年は元旦にも谷川岳に登ってきました。初詣をしたあと天気が安定したのでその足で登り始めて、朝の4〜5時くらいに平らな場所にテントをたてて、日が昇るのを友人と2人で待ちました。谷川岳は1,500mくらいが森林限界ですが、それを超えると一気に風が強くなるので、そのギリギリくらいの場所を選びました。ダウンを着込んで寝袋に入り、コンパクトなテントの中でスマホを使ってSNSで「あけましておめでとう」と世界に発信。昔なら読書だったのかもしれませんが、今はこんな場所でも電波が届きますから。最高に贅沢な時間でした。

 3月からは釣りを始めたいと思っています。雪が多いということは川の水も多くなるので、今年の釣りは楽しみですね。せっかくスーパーエクストリームなフィールドに住んでいるので、徹底的に外に出ます。若いうちに最高のポイントを知って最高の技術を身に着けることができれば、年を取っても余裕を持って遊ぶことができると思うので。

フィールドに近い場所に住んでいるからこそできることがある。福山さんは、その利点を最大限生かし遊んでいる。

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