2018.06.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

みなかみの福山より#5「残雪の湖で大岩魚を釣る」

水に恵まれた山間の町みなかみ。ここにも麗らかな春が遅れてやって来たが、雪解け水が流れる沢はまだ冷たい。彼の地をベースにする福山さんは、雪の残る山を歩き、とある湖にやってきた。

雪に閉ざされた、だれも立ち入らない秘境へ。

ロープワークを駆使し、アイゼンやピッケルを使っての山歩き。そこまでしないと釣れない魚もいるし、それで釣れた時の喜びもひとしお。

 今回の舞台は谷川岳の裏、僕のホームであるみなかみの藤原地区。長閑な温泉街よりもっと標高が高く、ラフティングやキャニオニングが楽しめる区域よりさらに奥の限界集落です(笑)。僕にとって谷川岳は山の最上級なのですが、ここ藤原は僕にとって淡水の最上級。小さな村なのですが、4つも湖があるんです。標高1,000m近くあるのに、こんなに水に恵まれているなんてかなり稀でラッキーなことなんですよ!

 今回のポイントは藤原のとある湖。ここはイワナやヤマメ、中には淡水でサクラマス化したヤマメもいます。僕はここで毎年ネイティブトラウトを狙っていたのですが「こんな秘境に、誰もやって来れない時期、一番に釣りに来たら大物が釣れるんじゃないか」とかねがね思っていました。それで、実行に移したのが今年4月。GW頃までは湖に続く道が雪で塞がれているので誰もその湖に行けないのですが、僕らは歩いて半日以上かかる距離を移動し、今年最初の大イワナを狙いに行ったんです。

 みなかみに来て散々数は釣ってきたので、最近はだんだんと難しい、大物狙いの釣りをするようになってきました。僕は偶然で大物を釣るのでなく、気温や天気などを調べて"THE DAY"に気づいて、その日を狙って釣りに行く。釣りは腕も勿論ですが、そのタイミングで行けるかどうかっていうのが重要になってきます。ほんと、みなかみをベースにしてて良かったって思いますよ。

みなかみは豪雪地帯でもあり、年間の降水量も多く、寒暖差も激しい。そのお陰で水量が多くて水がキレイで、強い魚が育つ。雪が残る山を歩いてきた甲斐もあり、みごと大イワナを釣り上げた。

湖までの道中見かけた、カモシカの親子。自然やアウトドアのメッカとして知られるみなかみには、野生動物もたくさん。ただ最近はツキノワグマも出没しているので用心して進まないといけない。

NEWS of HUNT

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH