2018.01.12

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

浅草のねこ 台東デザイナーズビレッジのねこ

若きクリエーターたちの癒しの存在。

廃校となった古い小学校を利用して設けられた創業支援施設 「台東デザイナーズビレッジ」には、これから先、活躍を期待される デザイナーたちに交じって3匹のねこが足繁く通っています。

首輪につけたメッセージは元飼い主と交わした“往復書簡”

長谷川さんの定位置は、モニター前のキーボードの上。そのキーボードは長谷川さんのために用意したダミーなんだとか。

蔵前から御徒町を結ぶこの界隈は、昔からファッションや雑貨関連の問屋や職人たちが多く、近年は若いデザイナーやクリエーターたちからものづくりに最適な場所として注目されています。 
 
2004年4月、ファッションやデザイン関連でのビジネス確立を目指すデザイナーたちを支援するために台東区が設立した創業支援施設「台東デザイナーズビレッジ」。建物は昭和3年建築の旧小島小学校を利用しており、今なお、その当時の堅牢な造りを保ちつつ、昭和レトロな雰囲気を漂わせています。その施設にねこが出入りしていると聞き、早速、訪れてみました。

徳永さんは“長谷川さん”をワコちゃんと呼び、かわいがっています。

こちらが“長谷川さん” の首輪につけられた“往復書簡”。

通いねこたちの姿をまとめたオリジナルの写真集も制作。

「村長室にいるねこの名前は“長谷川さん”と呼んでいるんですよ」と教えてくれたのは、“村長室”に勤める徳永美子さん。徳永さんも大のねこ好きです。この施設に迷い込んだ“長谷川さん”の身を案じて、誰か他に世話をしている人がいるのか探したこともあるそう。
「伝書鳩ではないですが、首輪に“どなたのねこですか”と書いた手紙を付けたんです。そうしたらお返事が来て」。
その後もやり取りは続き、どうやら近所のおばあちゃんが世話をしていることがわかったそうです。

“長谷川さん”は、今では定位置となった徳永さんのパソコンの前に座ったり、入居中のデザイナーたちのアトリエにお邪魔することも多く、広い施設内を自由に動き回ります。

「ねこ好きのデザイナーさんも多いので、多少のことは大目に見てくれますね。私もねこに会うために仕事していることもあるくらい(笑)」

他のねこたちは“長谷川さん”ほど人慣れしておらず、時々、ねこパンチを繰り出すこともあるそうですが、それでも「ここは安心」と知っているようで、日々通ってくるそうです。

通称「デザビレ」。若いデザイナーたちの 独立を支援している施設です。

村長室の壁にはデフォルメされたかわいいねこのアート作品が飾られています。

よほど居心地がよいとみえて“長谷川さん”は村長室に入り浸りだそう。

がま口の留め具には毛糸玉にじゃれるかわいいねこの姿。

ピッグスキンをワッフル風に加工したユニークな革雑貨も製作しています。

入居しているねこ好きクリエーターたちのアイドルでもあります。

台東区内の廃校を利用。月1 回、アトリエをショップとして開放する試みも。

台東デザイナーズビレッジ
東京都台東区小島2-9-10
Tel:03-3863-7936
http://www.designers-village.com/

ねこ #89(2014年01月11日発売) より

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