2018.07.03

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

管制塔のようなデザインを意識した、 アメリカンガレージハウス

5年前に建てたガレージの横に、新築のガレージハウスを建てた佐藤さん。木造2階建ての家には、ガレージの横も意識してデザインの統一が図られていた。

サイディングによりテールフィンが表現された佐藤邸。サイディングも3色のカラーにより塗り分けられた。

 埼玉県越谷市。ここ数年、開発が進み新興住宅街となった人気のベッドタウン。大型ショッピングセンターや大型スーパーがあり、埼玉県のなかでも住みたい街として取り上げられる地域。

 5年前にアメリカン・スチールガレージを建て会社を運営している佐藤義之さんは、愛娘・友美ちゃんの2017年春の小学校入学に合わせてガレージ横の約20坪の土地に新築を建てて、新しい学区の小学校に通わせたいと決心。2015年夏のことだった。しかし、住宅展示場で気に入った住宅メーカーにガレージハウスを相談するも、予算オーバーでその夢は叶うことはなかった。

 そこで相談したのは友人の紹介で知り合った「株式会社コーワ」の住宅事業部門を担当する月村さん。茨城県を中心にレンガ造りの本格的な注文住宅を得意とするも、今回の佐藤さんのような個性的な住宅も手掛ける設立22年になる建設会社。

 埼玉県越谷市の現地を確認し、アメリカン・スチールガレージとデザインを合わせた新築・木造2階建てのガレージハウスをプランニング。ガレージには’91年式ダッジ・ラムを格納したいという佐藤さんの要望をヒアリングし図面を描いていった。

ベランダを活用するためにと大きくし、壁面のブルーをアクセントとしたリビング・ダイニング。床面はフローリングを採用。

将来は区切って長女・友美ちゃんと長男・景太君の部屋にする予定の、子ども部屋。アクセントとして1面をイエローのクロスとしている。

 5年前に建築したスチールガレージは’57年式シボレー・ベルエアのテールフィンをイメージしたデザインのため母屋のデザインもシンクロさせた。スパンサイディングは3色のカラーで塗り分け、かつ住宅に馴染むようにと工夫を施している。

 LIXIL 製シャッター・クアトロを開けるとダッジ・ラムが格納されるガレージが登場するが、壁面はのちにカスタマイズがしやすいようにとOSB合板を採用。天井にもサイディングをDIYで作業して、明るい雰囲気のガレージへと仕上げている。ガレージ前には、洗車用具を入れるためのストレージボックスを撮影日の前日、カスタマイズをして完成させている。

 2階の居住スペースで徹底的に選んだのはお風呂の浴槽。自営業として働く義之さんは1日の疲れを癒すために入るお風呂の浴槽は、お湯がきちんと張れて足が伸ばせる大きなものが希望だった。そこでショールームに通い体感して選んだのはTOTO製SAZANAだった。またキッチンや、洗面台に採用したのは笠木製のモザイクタイル。

 クロスで単調になりがちな居住スペースにアクセントを入れた。またクロスも1面ブルーやイエローを採用するなど限られた予算のなかでのカスタマイズを積極的に取り入れている。トイレのクロスをサンゲツ製ハワイアン柄にするなど大胆なデザインを採用している。

ガレージの全面は、佐藤邸のイメージカラーでもある赤、青、ホワイトのカラーを使ってペイント。右側には竣工時に記念に押した手形スタンプが残る。

 またリクエストしたのは2階のベランダ。通常よりもベランダの目隠しを高くすることでプライバシーを確保し、夏にはプール、そして家族でバーベキューを楽しめるようにと配慮している。極力、奥様・加奈子さんの意見を取り入れ掃除がしやすく、そして家族の目が行き届くような動線としたことが、今までの旧家と比較しても過ごしやすいとは奥様の感想である。2017年4月、入学前に引っ越しが完了、歩いて20分の距離にある小学校に通う長女も、自分の部屋が誕生して大満足。 

 ご主人・義之さんの趣味はVW、アメリカ車で出場するドラッグレース。新居横のアーチ型ガレージで夜中にエンジンが始動できないのが唯一の悩みだが、クルマの作業は極力昼間にするようになり健康的な生活に変化している。予算内で、アーチ型のアメリカンガレージに合わせたデザインとなった家に納得の様子。

入学前にぎりぎりに引っ越しを終え、目標を達成した佐藤さんは、次なる目標は今年の夏に実現できなかったベランダでのバーベキューやプールを家族で楽しむこと。家族サービスを考えている今日このごろである。

予算内のなかでいかに贅沢ができるか。その結果、浴槽の大きさにこだわりTOTOのショールームで出会ったSAZANAを導入した。

撮影日に仕事用でもあるガレージ屋内で開催されたバーベキュー。海外のフードコートのようなガレージ内には約30人の友人が集まり、思い思いの時間を過ごして楽しんだ。

NEWS of GarageLife

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH