2018.06.11

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

200年以上の歴史をもつフランスの名門『PEUGEOT VINTAGE』

自動車を作るメーカーになったのは1896年だが、会社としてのプジョーは1810年から存在し、クルマ以外の様々なアイテムを製造していた。

フランス流の質実剛健は普及が究極の目的

504 Cabriolet/プジョーとピニンファリーナの関係は深く、'50年代から大衆車を元に、クーペやカブリオレ仕様のデザインや生産を後者に任せていた。504カブリオレはホイールベースをセダンの2740mmから2550mmに短縮し、美しいプロポーションを誇っていた。

103 Cyclomoteur/「シクロモトゥール」と呼ばれる原付二輪はその昔、免許不要だったためフランスでは若者のアシとして大ヒットした。50年代からプジョーはBB2、BB3というモデルを生産し続け、60年代末からはモダンな103でその人気を不動とした。

601 Cabriolet/戦前のプジョーのラインナップで最高峰を担った601は、17種類ものボディ・バリエーションが存在した。60psを発揮する直6の2146ccエンジンを搭載し、2ドアとはいえクーペよりはファミリーカーに近い居住性をもつ高級オープンカーという、独特の存在感を放った。

Moulin à café/会社としての登記は19世紀だが、地元フランシュ・コンテ地方でプジョーの名が記された記録は17世紀以前に遡る。19世紀以降にコーヒーを飲む習慣が家庭に普及するのに合わせ、工具だけでなくコーヒーミルも生産した。

つねに大衆へ働きかけるメーカー、それがプジョー

Vélo de course/プジョーの自転車部門は1926年に別会社に。1941年に成型アルミのフレームを出すなど恐ろしく先進的で、ツール・ド・フランスで黄金期を築いた。写真は'70年代初期のアルミフレームで、コンポはカンパニョーロのヌーヴォー・レコルトを装備。

VLV/戦時下でガソリンが統制品になった時代、プジョーは202などエンジンを木炭メタノール仕様に転用したのみならず、市街地用途の軽量車両となる電気自動車、VLV(voiture légère de ville)を開発。医師などに使用は限られたが、377台が生産された。

Type 3/黎明期のプジョーはじつは今日のダイムラーと関係が深い。パリ万博でダイムラーのガソリン内燃機関に感銘を受けた創業者アルマン・プジョーは、フランスでそのライセンス生産を担当していたパナールからエンジン供給を受け、タイプ2とタイプ3を生み出した。

カメラマン:Automotives Peugeot
媒体:VINTAGE LIFE

NEWS of VINTAGE LIFE

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH