2018.06.19

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

Vintage SNAP from Paris

シナトラやベルモンドなど、当時大人気だった歌手や俳優の作品は、何年かして古典となる。

美しさとシンプルさを方程式の解のように求めるパリの人々

シトロエンDS柄のシャツ。ボディと色バリエーションもご丁寧に…。

スタッキングされた籐椅子マイナス1脚の、自由時間ぶりが美しい。

 歴史的建造物がよく残されているという以上に、パリにはヴィンテージなものが実践として景色として、立ち現れてくる。ここ数年、確かにヴィンテージは何度目かのブームで、マレ地区のようなお洒落地帯の住人に限らず、10区や一部の5区、15、17、18、19区といった周辺の区まで、そうしたお店や人々は広がりつつある。飾るというより、生活の中にヴィンテージが当たり前にある感覚だ。

 ラテン系は華麗で精緻なデザインを好むようにいわれるが、庶民の感覚では少し違う。いわゆる「美しい」ものはデザインだけでなく、使い勝手や効率、正統性の上でもそうあるべきなのだ。これは日本的な「用の美」と似て非なるもので、もっと比率や均衡のような数学的観念や歴史・物語的な文脈にもよるものだ。例えば今日の新車でも、ツートンカラーは古典的と感じる、そんな感覚だ。美しくシンプルなものしか生き残らないのがパリの環境でもある。

 自由時間を愛するパリの人々は仕事でも遊びの計画を立てるにも、シンプルで美しいことを望む。日々の食事のように彼らが時間をかける何かは、それだけ価値あること。でもその価値を図る物差しは決してコスパだけではない。モノやコトの価値を決めるのは結局、自分自身でしかないことが、暗黙の了解であり自明の理なのだ。

汚れていても塩漬けでないところがカッコいい

6区、テイクアウトのイタリアンの前にて、トライアンフTR6。

グリル上にバッジなしのメルセデスG、3ドアモデル。一体どこを走ってきたのか?

冬の名物といえば海鮮プレート。ウニの切り口もキレイに丸く落としてある。

カオスとカラフルさの絶妙なバランス感。

アプリコットは夏の風物詩。タルトの並べ方も、適度に揃え過ぎないところがミソ。

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