2018.06.14

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ポルシェ、初のEVスポーツ「ミッションE」を「タイカン」と命名

ポルシェ初となるEVスポーツ、ミッションEは「タイカン」と命名された。同社のオリバー・ブルーメ取締役会会長によると、東洋的な名称であるとのこと。

 ポルシェ初のフル電動スポーツカーとなるミッションEが「Taycan(タイカン)」と命名された。

 元来ポルシェのモデル名は、そのモデルがもつキャラクターや特徴と具体的な繋がりがある。例えばボクスターは、ボクサーエンジンとロードスターを組み合わせた名であり、カイエンは刺激、ケイマンは俊敏性、そしてパナメーラは、かつて開催されたカレラ・パナメリカーナのような長距離レースでの栄光を示唆している。

 今回、コンセプト・スタディモデルのミッションEに名付けられた「タイカン」は、「生気溢れる若馬」を意味するという。それは、1952年以来、同社のアイデンティティとなっているポルシェクレストのただ中に鎮座する跳ね馬のイメージそのものだ。

 ポルシェの期待を一身に背負うタイカンは、2基のシンクロナスモーター(PSM)は600ps(440kW)を超えるシステム最高出力を連続的に発生させることができ、それはEV車では前例がない出力レベルとなっている。性能を損なうことなく幾度も高出力を発生することが可能であり、しかもその航続距離は500km以上(NEDC:新欧州サイクル)に及ぶという。

 ポルシェAGの取締役会長のオリバー・ブルーメ氏は、「ポルシェの新しい電動スポーツカーは、パワフルで高い信頼性を兼ね備えています。長距離を確実に走ることも可能な、まさに自由を象徴するモデルです」と言及。

 タイカンの生産開始は2019年に迫っている。ツッフェンハウゼンのポルシェ本社では、専用の組み立てエリアや新しい塗装工場、そして塗装済みボディとドライブユニットを最終的なアッセンブリーに輸送するコンベアを急ピッチで建設中。既存のエンジン工場は、中枢となるエレクトリックドライブを製造するために拡張され、ボディ工場も増設される予定となっている。

 ポルシェはまた、2022年までに計画当初の2倍に相当する60億ユーロ、日本円にして約8,100億円以上をEVパワートレイン車の開発に投資すると発表している。これは、同社が見据える近未来への重要な進路を指し示しているといえるだろう。

生産開始を目前にして、ポルシェ本社は大幅な改修と拡張を行っている。タイカンの生産により、ツッフェンハウゼンだけで、およそ1,200の新たな雇用が創出されるという。

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