2018.06.27

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

フィールドに出る前に知っておこう!『山歩きのルール』

フィールドを歩くことに堅苦しい決まりはありませんが、だれもが気持ちよく楽しむための暗黙の了解や、自然環境を守るモラル的な山の常識があります。また、山登りはときとして危険を伴うため、真面目に向き合う姿勢が肝要。ルールを知って守って、より楽しい山歩きにしましょう。

登山計画を周囲に伝える

登山届けの書式に決まりはない。右の本文中にある必要事項を明記しよう。

 自然が相手の山歩き。天候の急変やケガなどで下山できないことを想定し、登山届けを出したり、家族や親しい友人など、周囲に登山行動を伝えておきましょう。

 登山口に届けを出す箱があれば、入山の登山口、歩く山域、下山先などの行動予定、緊急連絡先、住所、氏名、年齢、携帯電話番号を備え付けの用紙、それがなければ手持ちの紙に明記して投函します。

 また、山域を有する県の県警にインターネットでの届け出も可能です。日本山岳協会のwebサイト「登山」に、「登山と計画」→「計画書(届)の提出先」にリンクがあります。

食べ残しを捨てない

 カップ麺のスープ、ゆで玉子の殻など、捨てられたものが目に入ると、せっかくの清々しい気分は台無し。ゴミを捨てる行為は自然環境の破壊であり、フィールドに生きる動植物の生態系をも壊すことにつながります。ゴミはレジ袋の重ね使いで不安なく持ち帰れます。

あいさつは気持ちよく

 登山道のすれ違いで交わす「こんにちは!」。あいさつはルールではありませんが、声をかけ合うだけで晴れやかな気分になったり、励まされて元気がわきます。また、そのひと声がきっかけで、山頂の天候や登山道の状況など、情報を交換する立ち話に発展するきっかけにもなるのです。

トイレチップと持ち帰り

取り出しやすいところにコインを数枚携帯して入山しよう。

 山のトイレは、し尿処理に大きな労力やコストがかかるために、100~200円程度の利用料が必要です。やむを得ず野外で用をたす場合は、水場や川から離れ、"大"は穴を掘って埋め、ティッシュは絶対に持ち帰ること。

 また、自然環境に配慮して、登山ショップなどで販売されている携帯トイレを積極的に使いましょう。

基本は登り優先

団体登山とのすれ違いは時間がかかるため、互いに声をかけ合って、臨機応変に譲り合おう。

 狭い登山道でのすれ違いは、きつい登りを上がってくる登山者のリズムをくずさない配慮から、原則的に登りが優先です。しかし、実際にはそのときの状況や、登山者同士の譲り合いでスムーズな登り下りになっています。

登山道を外れて歩かない

ぬかるみや不整地を難なく歩くためにトレッキングシューズを履くのだから、路面の状態が悪くても登山道を歩くこと。

 登山道はできるだけ真ん中を歩きましょう。きわを歩いたり、登山道をはみ出して歩けば、植物は踏みしだかれて絶えてしまいます。そして、いったん踏み跡がつくと、それに続くひとが現れて登山道は拡大し、植生が後退して自然破壊が進んでしまうのです。

早出して早帰り

 山歩きの開始は、できるだけ早い時間に。そして季節による日の長さを考慮しつつ、15時前には下山する計画を立てましょう。下山を予定した時刻から日暮れまでに余裕があれば、不測の事態が起こったとしても、日のあるうちに対処できる可能性は高いのです。

 本誌のフィールド紹介ページの歩行時間に休憩時間を足した時間を目安に、下山予定時刻を設定して逆算すれば、登山開始時刻が割り出され、行動の計画が立てられます

ゴミは持ち帰り、落とさない

 ゴミはもちろん、『持ち込むものはすべて持ち帰る』という山の鉄則は、かなり浸透しています。ですが、歩きながら小袋から出すアメなどのプラ包装は、未だによく落ちています。
 落とさないように注意し、落ちているのを見つけたら拾って、フィールドの美化を心がけましょう。

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