2018.07.20

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

知って未然に防ごう「山登りにひそむ危険」

山登りは、雨をしのぐ屋根も街灯もなく、携帯電話もつながりにくいフィールドでのスポーツです。登山道を示す標識を頼りに歩くその行為の周辺には、"一歩間違えば"的な危険がひそんでいます。それらをあらかじめ知って対策しておき、トラブルを未然に回避しましょう。

地図なしの無計画登山が招く「プチ遭難や道迷い」

フィールドには、視覚的に漫然と進んでしまうトラップ的な場所がある。登山道を示すリボンをチェックしたり、ひとが登山道を歩いている跡を確認し、こまめに地図を見るなど、常に注意を払うこと。

 登山者が多い人気の山でも、行き当たりばったりに歩き出すのはダメです。

 あらかじめ下調べし、登山地図などでルートと歩行時間を確認して、下山時刻の予定を立てて登山口に立ちましょう。無計画では歩行と休憩の時間配分がないために、日があるうちに下山できないなど、プチ遭難の危険をはらみます。

 登山道では、分岐点に差しかかったり、目印がある地点では必ず地図を広げ、現在地を確認しましょう。もしも迷ったときには先に進まず、居場所を確認できる地点に引き返すことが、遭難を未然に防ぐ行動です。

急激な疲労感に襲われる「寝不足や"しゃりバテ"」

寝不足の登山では思うように足が進まず、しゃりバテになると唐突に電池が切れたように動けなくなる。

 山登りに睡眠不足とエネルギー不足は大敵です。体力的にきついのはもちろん、集中力は散漫になり、疲労感に見舞われ、判断力が落ちてケガをしやすくなります。

 充分な睡眠をとって臨み、エネルギーの源となる"しゃり"、すなわちご飯などの炭水化物を意識して摂ることが肝要です。また、休憩のたびにカロリーの高い行動食をとって、エネルギーを切らさないようにしましょう。

疲労した下山時に起こりやすい「転倒や滑落、ひざ痛」

疲れた下山時は注意力も鈍りがち。下草などが茂って路肩が不明瞭な登山道は踏み抜きに注意。

また、ひざが弱いとわかっていれば、あらかじめテーピングするなどして、ひざの筋肉をサポートしよう。

 下山の際、疲れから集中力が途切れると転びやすくなります。最後まで水分や行動食をとって体力を維持しましょう。

 そして登りの疲れからダメージが出やすいのがひざです。長い下り坂を下りるときなど、ひざが炎症を起こして痛みだすことがあります。下りはじめて違和感を感じたら、ときおり足を止め、ひざ周りの筋肉を伸ばすストレッチをすると、痛みを緩和することができます。

対策を知って事前に予防しよう「脱水症や熱中症、低体温症」

体内の水分が不足すると運動機能が低下し、集中力がなくなって疲労感に見舞われる。また、かいた汗による汗冷えは低体温症の温床だ。

 低山の場合、夏は平地の気温と大差なく、風が通らない樹林帯は蒸れて暑い。そんな中、大量の汗をかいて体力を消耗すれば熱中症を起こす恐れは大です。夏の登山では低山を避け、高い山に登る場合でも、水分補給は充分にして、脱水症にも注意しましょう。

 また、真夏でも低体温症の危険はあります。突然の雨でからだが濡れ、さらに強風で体温が奪われ、通常の体温を維持できなくなると、低体温症に見舞われてしまいます。とくに夏の高山の天気は急変しやすいため、レインウエアと防寒着は必携アイテム。汗冷えにも充分な注意が必要です。

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