2018.07.20

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

これからが旬! 彩り豊かなチェリー系シュリンプ

レッド、ブルー、イエロー、オレンジ……。カラフルであざやかな色彩が魅力のチェリーシュリンプ。他の小型シュリンプより丈夫で育てやすく、価格も手ごろ。バリエーションも一層豊富になって、新たなムーブメントを起こす予感 !

 現在のレッドビーシュリンプや新種系シュリンプの楽しみに没頭できる方は、どこかでシュリンプのおもしろさに気づき、エントリーされた方たちだろう。

 しかし、シュリンプ専門店はもちろん、一風変わったシュリンプを手に入れることができるお店は、全国にはまだまだ少ないのが現状だ。ちょっとした熱帯魚コーナーがあるホームセンターやペットショップで、コケ取り役としてヤマトヌマエビやミナミヌマエビに出会うことはあるものの、バラエティと呼ぶには程遠い環境がシュリンプ界を取り巻く悲しい現状である。

 それでもヤマトヌマエビやミナミヌマエビは愛らしさを含んで購入される方が後を絶たない。きっかけが生まれればもっと主役になれるはずのシュリンプ。レッドビーシュリンプを扱うショップも増えているが、デリケートと忠告され、飼育を躊躇してしまうのが関の山。

 その現状を補うべく、一時期盛り上がりを見せたのが、気軽に飼育できる価格とビーシュリンプより丈夫とされるチェリーシュリンプだった。台湾原産のヌマエビを改良した小型のエビで、全身が赤に染まるレッドチェリーシュリンプからオレンジ、イエロー、ブルーなど、実にカラフルな色彩が特長。水質への順応能力も高いので、初心者にも安心しておすすめできる品種だ。

 だが、それでもチェリーシュリンプは紅白の鮮やかなレッドビーを横目に、ベストではなくベターチョイスであった。そのためチェリーシュリンプの人気はそこまで持続することもないまま、見慣れたエビとなってしまったのである。

 もしも、今回ずらりと紹介する新生チェリー集団が全国で目にする機会に恵まれたなら、そんな暗い現状からおさらばできるはずだ。色とりどりのキャンディーシュリンプをご覧あれ! 

 値段はどれもお手頃価格。気に入った品種をまとめて飼育して統一感を出すもよし、ざっくばらんにカラフルな水槽に仕上げるももちろんよし。新たなシュリンプ飼育の楽しみが広がっている。

ファイヤーレッドシュリンプ

最新のチェリーシュリンプはここまで赤く進化している。いまやこのクオリティが世界のスタンダードになっている。水草水槽にこの燃えるような赤いシュリンプが、泳いでいるだけで目を奪われてしまうだろう。

ブルーチェリーシュリンプ

青色のシュリンプは難易度が高く、チェリー系シュリンプの中にあっては、かなり後発の部類に当たる。水質・環境変化によって退色してしまうことの多かった過去に比べて、安定した美しさを手に入れた。スカイブルーの美しいエビが安価で楽しめる時代に感謝したい。

レッドルリーシュリンプ

デビュー当時、体の真ん中が透けているこのルリーシュリンプは衝撃を呼んだことを記憶している。価格もNeocaridina系のシュリンプにしては異例の価格で、それでもその奇妙な色合いが新しいファンを生み出した。抱卵個体のトリカラーも衝撃的で、価格もこなれたいまからたくさんの方に楽しんでいただけるだろう。

イエローゴールデンバックシュリンプ

はっきりしたボーダーがスタイリッシュな印象となっているゴールデンバック。しっかりと太くボーダーがのる血統にこだわって飼育するのもおすすめだ。水草だけでなく、石組みや黒砂利を使った水槽でコントラストを楽しむのもよいだろう。ブリーダーの苦労を気にしない贅沢な観賞だ。

チョコレートシュリンプ

一見地味な茶色のシュリンプがベストマッチの名前でスーパーヒット。これにはシュリンプのかわいい仕草やサイズ感が絶妙にリンクしているからだ。意外と子供たちからの人気に驚くのは名前の効果だろうか?

夢幻ブルーシュリンプ

いますでにレッドビーシュリンプやマニアックな品種を飼育・繁殖している方でも、なぜか気になってしまうのがこれらのマーブルブルー系の新品種。個体の中に埋もれている可能性にどうも食指が向いてしまう。紫系やオーロラなど勝手な想像を掻き立ててしまう品種である。

カメラマン:Takeshi Hirano、Hiroyuki Sasaki
媒体:AQUA style

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