2018.10.30

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

MAP CAMERA SHINJUKU「LEICA Boutique」

01「最新鋭のライカなら『ライカブティック』へ」

Leica M9-P White Set/
フルサイズのCCDを搭載したM9-Pの外装に、白いボックスカーフ(本革)をまとった日本限定特別モデル。F0.95という明るさのノクティルックス(50mm)のセットで、262万5,000円(取材当時)。

 レンズの描写力とか。語り継がれる伝説とか。ライカの魅力を語り出せば切りが無い。絶対的な王道であるというコトは、間違いのない選択とも言える。撮ってヨシ、眺めてヨシ、語ってまたヨシ。一粒で二度三度美味しいのだから、オーナーを後悔させる心配は無い。ただし、相手が相手だけに、やはり専門家の助けを借りた方が充実したライカ人生を送ることが出来るのも事実である。

 例えば「LEICA Boutique MapCamera Shinjuku」なら安心である。本館地下1階にオープンしたばかりのライカ専門コーナーには、現行品のボディやレンズをはじめ、アクセサリー、双眼鏡までがズラリ。黒と赤を基調とするウインドウは高級感に溢れ、店内を見下ろす「Leica」マークも誇らしげだ。

 そして、なにしろスタッフの知識と情熱が生半可なレベルではない。最新鋭機についての情報量には圧倒されるばかり。おそらく、いや間違いなくスタッフの皆さんもライカファンなのであろう。スペシャリストとしての安心感は勿論、同じ趣味を志す同士として信頼できる面々と出会える専門店。ライカブティック マップカメラ 新宿とは、そういう場なのである。

Leica MP 0.72 / Sumicron M35mm F2 Asph(6bit)/
現行フィルムライカであるMP(49万8,800円)は、絞り優先AEなど、必要なものだけを搭載したレンジファインダー。 倍率0.72のファインダーは35mmのズミクロン(30万4,000円)と相性良し。

 ※価格はすべて、取材当時のものです。

ボディにレンズ、カスタムモデルもずらり

銀塩モデルのM7やMPに、カラーカスタマイズできる「Leica M a la carte」。レザーや操作部品など、4,000種類以上のバリエーションから選べるオーダーメイドシステムなのだ。

豪華な交換レンズ群がズラリ。大口径のF値1.4を示すズミルックスの名を冠したスーパーワイドレンズもあったりして、おもわず興奮が抑えられなかったりする。

M3からM9、M-Eまですべてが揃う

Leica M3(1961) Summicron M50mmF2 沈胴(1956)/
1954年に発売された、初のMマウントライカにして究極のレンジファインダーがM3(18万8,000円)。沈胴式でコンパクトに持ち運べるズミクロン50mm(11万8,000円)と。

 ※価格はすべて、取材当時のものです。

Leica M6HM(1997) Summicron M50mm F2/
M6HMは通常のM6のファインダー倍率(0.72倍)に対して、高倍率ファインダー(0.85倍)を搭載。標準レンズのズミクロン50mm(16万8,000円)がとても使いやすいボディなのだ。

 ※価格はすべて、取材当時のものです。

Leica M-E Summilux M35mm F1.4(1966)/
M9からいくつかの機能をそぎ落としたM-E(51万8,000円)は、1,800万画素のフルサイズCCDセンサーを搭載。ズミルックス35mmは特に人気の広角レンズで49万6,800円。

 ※価格はすべて、取材当時のものです。

ユーズドも豊富にラインナップ

最新鋭ライカを扱うフロアに、ユーズドモデルも並ぶ喜び。歴代の人気モデルに触れるコトができるのも嬉しい。精密な動作、ファインダーの美しさに感涙。

 最新型のライカにとって、もっとも手強いライバルとは? それはおそらく、ライカ自身が過去に生産した銘品たちではないだろうか。

 ライカ伝説の威力はすさまじく、古いモデルだからといって人気が落ちていくワケではない。初代のM型ライカであるM3は永遠のアコガレだし、人気の名玉にはニックネームまで付けられて愛され続けているのだから。

 マップカメラ本館のB1が面白いのは、ブランニューと同じフロアに、ユーズドモデルが並んでいること。最新のデジタルライカで名玉を使ってみたい。そんな夢に一番近いのが、このフロアなのである。

Leica M4/Elmarit M90mm F2.8/OTZFO 16464k UNIVERSAL Focusing Mount/Visoflex III/
レンジファインダーであるM型ライカを一眼レフのように使うためのシステムがヴィゾフレックス。長玉でのピント合わせが難しいレンジファインダーの弱点をカバーするアイテムは、一眼レフ化の波が静かに押し寄せていた時代を感じさせる逸品だ。要はミラーボックスなのだが、こういうアクセサリーで遊んでみるのも、ライカならではの嗜みである。

02「時代が変わってもライカはライカ」

上記にてバラバラに分解されていた、M4のヴィゾフレックス・システムを組み立てた姿。煙突みたいな垂直のルーペを真上からのぞき込む撮影スタイルは、ウエストレベルやローアングルにも便利。なにしろ、ただ眺めているだけでも、相当に癒やされるのである。

 ライカ人気は不動である。ヴィンテージモデルは相変わらずヒーローだし、デジタルライカも好調だとか。手軽と言いがたい価格を知る身としては、羨望と驚きの入り交じった気分にもなるが、もとよりライカは高価な代物。「家一軒」と揶揄された時代もあったのだ。高価はもとより承知。さらなる魅力と価値を持つのが、ライカたるユエンなのだ。

 コンパクトで良く写り、レンズ交換が楽しめるといえば、近年人気のミラーレス一眼と同様である。レンジファインダーのライカはもとよりミラーレス。デジタルと相性が良いのも頷けるのだ。もちろん、こちらは新旧のMマウントレンズで撮る楽しみがある。しかも、最新のデジタル技術が往年の銘玉の魅力をさらに引き出してくれるとなれば……。時代が変わっても、ライカの魅力は色あせない。どうせ付き合うなら、一生楽しめる本物がいいと思うのだが、いかがだろうか?

もちろんバルナックも。ライカI型登場以前に作られた幻のプロトタイプをライカ社自身が復刻した0型ライカ復刻版が12万8,000円。ブラックのDIIは5万5,800円なり。

 ※価格はすべて、取材当時のものです。

『JAY TSUJIMURA』のレリーズとシューカバー。無垢のシルバーで1つ1つ磨き上げられた重厚感溢れる逸品で、シューカバーが2万7,300円、レリーズが1万9,950円。

 ※価格はすべて、取材当時のものです。

カメラマン:Yoshiro YAMADA
媒体:VINTAGE LIFE

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