2018.07.17

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ミュンヘンで見つけたヴィンテージ

メルセデス、BMW、ポルシェにライカにコンタックス……。弊誌で取り上げるヴィンテージアイテムには、ドイツ製品がとにかく多い。ということで、ミュンヘンの街中でヴィンテージを探してみました。

ドイツ博物館で触れる「ユンカース&ツェッペリンの軌跡」

 ドイツ製はしっかりしていて、古いモノでも、問題なく実用品として作動する。というのは、世界共通の認識だろうが、これまで取材したクルマ、カメラなどなどその作りの良さには何回か感心させられた。

 ということで、ミュンヘンである。前ページのサブカットで使った赤いメルセデスは、ドイツ博物館の近くにかかる橋を通りかかったものをスナップしたもの。日曜日の昼間にオジサンがいい雰囲気であった。

 ドイツ博物館は1925年に一般公開された博物館で、ドイツが誇る技術の歴史を航空、鉄道、宇宙、機械などが、どうだとばかりに展示されている。イセッタやライカなど、『VINTAGE LIFE』でもおなじみのものも展示されているが、中でも面白かったのは、ご覧のユンカースとツェッペリンである。アナログ満載の技術が興味深い。

2人乗りのユンカースA50スポーツプレーン。輸送時には主翼を格納して運搬できた。シルバーのにぶい光が美しい。

ユンカースJu52/3mの内部。ジュラルミンの波板が、そのまま中にも表されていて、いかに簡単な構造かが分かる。これが飛ぶのだからすごい。

ユンカースJu52/3mは、1932年から52年の間に5,000機も製造されたということ。第二次世界大戦中に軍事用としても使用された。

1908年にファーンバラで飛行したときに撮られた写真。当時の人々のクラシカルな格好と、飛行船とのアンバランスさがものすごい。

ツェッペリン飛行船とジャンボジェットの比較図。モデルは、1928年に製作されたグラーフツェッペリン号。全長235m。航続距離1万キロ。

当時のツェッペリンを作る工場を再現した模型。とてつもなくデカイ骨組みを作る途方もない工場。

修道僧があちこちに?

 ドイツっぽいもの、しかもヴィンテージを求めてミュンヘンをうろつく……といっても、今回はなかなか苦戦を強いられた。別ページで、バルナックライカを探しに街中をウロウロ探索したものの、ライカですらあまりないのである。

 ただ、クラシックカメラだらけの店は発見! また「ドイツ」というくくりを外せば、街中には多少なりともヴィンテージが鎮座している。イタリアの自転車、英国のクルマ、ちょっと古いものは実用として使われているのだ。ちなみに、ミュンヘン駅近くにVWのタイプ2ばかりを並べているお店があったのだが、その時は大して気にもとめず、ただの駐車場っぽく見えてしまったので、写真は撮らずじまい。ただ、今になると、撮っておけば……と思ってしまう。

 ちなみに、扉ページのあしらいとして使用したマークは、ミュンヘンの市章。黒い修道服を着て、左手に聖書を持った小さな修道僧を描いている。ドイツ語で修道僧のことをMonch「メンヒ」といい、市の由来はそこから着ているのだそう。街中ではいたるところに、市章があしらわれていた。

街中の自転車店に行ったときに向かいに止まっていた、白いポルシェ930。立木に真白なボディがよく映えていた。

モゼールのヴィンテージロードをシングル化した自転車。とても雰囲気がよかった。

スイスとの国境近く、MTBコース脇に止まっていたディフェンダー。ヴィンテージではないけど、雰囲気が良かった。

写真店のドアに貼られていたライカ250のキリヌキ。3つのレンズ、上から被写体をのぞける珍しいもの。

ドイツ製クラシックカメラが満載!

中古カメラ店のショーウインドウ。エグザクタ、ブラクティカ、ツァイス、フォクトレンダーなどなどが9ユーロから売られている。買っておけばよかった……。

NEWS of VINTAGE LIFE

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH