2018.09.27

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ヴァシュロン・コンスタンタンが支持され続ける理由

創業250年を超え、圧倒的なアーカイブを誇る「VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)」。時代を彩ってきた歴史的なピースが、その復刻モデルと邂逅する。

左:1955 (ORIGINAL)/
右:Historiques Ultra-fine 1955/
1950年代〜60年代にかけて薄型時計を追求してきたブランド背景を元に、丸型ケースの「ヒストリーク・エクストラフラット 1955」として世界最薄のケース厚4.13ミリを実現。ともにシンプルな2針で時計の良さがダイレクトに伝わる手巻き式。18KPGケース。ケース幅36mm。

ジュネーブ・シールで高いクオリティを実現

奥:Toledo 1951 (ORIGINAL)
手前:Historiques Toledo 1951/
ケースの形が似ていることから、「チョコレート」の愛称で親しまれたオリジナル。スクエアケースの角を丸くしたスタイルに加え、ケースサイドにも曲線を加えて美しさが引き立つデザインを施した。曲線とスクエアのバランスが絶妙。自動巻き。18KPGケース。ケース幅43.06×36.47mm。

 ジュネーブ最古の時計ブランドという、壮大な伝統のドラマを持つ「VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)」。それは今回来日した多彩なアーカイブが物語るように、デザインへの果敢な挑戦の歴史である。

 一方、デザインだけでなく、中身のメカに目を向けると、その信頼性は「ジュネーブ・シール」という圧倒的なクオリティコントロールに裏付けされていることがわかる。開発力に加え、その品質こそが、ヴァシュロン・コンスタンタンの長い歴史を支えてきたと言っても過言ではない。

 「ジュネーブ・シール」とは、1886年にスイス共和国及びジュネーブ州によって制定された時計の優秀性に対する公的認証。全モデルの約75%はそれを取得しているヴァシュロン・コンスタンタンは、つまり国のお墨付きを得ているブランドということになる。ムーブメントの組立て、調整がジュネーブ州でされていること、12の技術基準をクリアすることなど厳しい基準が課され、取得する時計は、しない時計の約1.4倍の認可の時間がかかるという。

 2012年からは外装と時間の精度まで検査対象に加わり、さらに厳しい基準となった。今年のSIHHではその新基準を通過したスケルトンモデルが発表されたことも記憶に新しい。

 復刻時計は、長い歴史を持つブランドだけが持つ特権だ、加えて最新技術のオーバーラップはユーザーの心を揺さぶる。ジュネーブ・シールはその一翼を担っている。

左:American 1921 (ORIGINAL)/
右:Historiques American 1921/
左のオリジナルは右手用にダイヤル表示を傾け、右の復刻モデルは左手用にダイヤル表示を傾けている。クラシックなクッションケースも特徴的。手巻き。18KPGケース。ケース径40mm。

テキスト:Katsumi TAKAHASHI
媒体:VINTAGE LIFE 9

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