2018.08.07

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

小さなビオトープをつくってみよう「水辺アレンジの手法」

一般的な睡蓮鉢を使ったビオトープづくりにチャレンジ! 多彩なレイアウト水槽を手がけてきたクリエイターの広瀬祥茂さんに、その基本を教わろう。

1.水鉢のサイズは直径38cm、高さ18㎝。まずは長さ20㎝程度の流木を配置する。

2.同様に流木を配置。前後の空間を分けるようにして置くのがポイント。

3.水質浄化の効果もある「ブルカミア」を底砂として利用する。

4.枝状に伸びるブランチウッドを手前に配置、枝先が斜め前に向かうようなイメージで。

5.手前の流れとは反対側にもブランチウッドを置く。この斜めの配置が、奥行き感を生むことになる。

6.植物の配置は草丈の高いものから。メインとなる身にシペラスを奥の中央よりやや左側に置く。

7.根鉢は崩さずに、そのまま配置。株元がしっかり水に浸かるような深さに。

8.ミニシペラスの手前に白花が際立つシラサギカヤツリを配置。シペラスとのバランスがよい。

9.さらにシペラスの右奥にトクサを入れる。ライン状に伸びる似たような植物をまとめるように。

10.ウォーターバコパはビニールポットから取り出し、根鉢の形をほぐすように変えて、植栽しやすくする。

11.流木のすき間に挟み込むようにしてウォーターバコパを配置。その後、葉の向きを整える。

12.ライン状の葉の株元にウォーターバコパが広がるように見え、自然感が増してくる。

13.メインとなる後景の植栽が終わったら、奥側のスペースだけにソイルを入れ、植物を植え込む。

14.右のサイドにはウォーターマッシュルームを植える。

15.後ろの空いたスペースに溶岩石を配置してよりナチュラルな雰囲気を演出。

16.手前の右側には、流木に沿う形でウォーターポピーを。葉を少し器の外に出すと動きが出る。

17.手前の水中空間にも大きさの異なる溶岩石を配置しておく。

18.ソイルが舞い上がらないように注意しながら、塩素を中和した水道水を入れる。

19.水面には浮き草のアマゾンフロッグピットを浮かべて、水辺を強調。

20.最後に楊貴妃メダカを泳がせて完成。水切れに注意して、日当たりのよい場所で管理する。

アレンジに使える!「水辺植物図鑑」

ホテイアオイ/
熱帯アメリカ原産の浮き草で、強い日光を好み、繁殖力がたいへん強い。夏~秋に美しい淡い紫色の花を咲かせる。

サルビニア/
ハート形の葉を浮葉し、水中にひげ根を下ろす。日当たりよく管理すると葉が立ち上がり繁殖も旺盛に。

ガガブタ/
夏~秋にかけてバナナの房のような殖芽ができるのが特徴。可憐な白花を咲かせる。

温帯性スイレン/
耐寒性のあるスイレンの仲間で「ピーチグロウ」という品種。

ウォーターバコパ/
夏に水中茎が横に這うように伸び、小さな青紫の花を咲かせる。

カキツバタ/
古来より日本人に好まれる花は5~6月に開花。紫色の花弁のつけ根に白色のすじが入るのが特徴。

オオトクサ/
生け花や庭園などに利用される大型の常緑シダ植物。強健で地下茎をよく伸ばす。

カメラ&テキスト:平野 威 Takeshi Hirano
媒体:AQUA Style 5

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