2018.08.03

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

AQUA Style PHOTO ESSAY「Tropical Fish(プラチ...

 全身が青みを帯びた光沢のある白い鱗に覆われた、東南アジアブリードのアリゲーター・ガーのプラチナ個体。アジア・アロワナや淡水エイなどとの混泳魚としても人気が高く、その堂々とした泳ぎと神々しい姿に誰もが魅了されるだろう。

 アリゲーター・ガーは、北米原産で成魚になると2.5mを超える超大型魚だ。昔は非常に希少で高価だったが、近年、東南アジアで養殖されるようになり、ノーマル個体の幼魚が安定して流通するようになった。そして、その中で極々稀に現われるこうした色彩変異個体も、少しずつだが流通するようになってきている。このような魅力的な個体を手にできるチャンスが増えるのは、正に養殖ならではの恩恵でもある。

 しかし、今年の1月に行なわれた環境省の専門家会合で、ガー科全種が特定外来生物等の新規指定の検討についてのリストに入ったという、アクアリストにとってとても衝撃的なニュースが流れた。事実、近年、アリゲーター・ガーは、日本各地の水系での目撃や捕獲の情報も増えており、多くのメディアでも観賞魚の野外への放棄問題と合わせて取り上げられる。

 もし、正式に指定されれば、その後に新規の飼育はできなくなる。既存で飼育している生体に関しては、登録をすることで飼い続けられるので、外来生物法のこれからの動向に注意したい。

威風堂々とした泳ぎと神々しい姿に魅せられる。

カメラ&テキスト:湧口真行 Masayuki Yuguchi
媒体:AQUA Style vol.4

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