2017.03.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

時間が経つほど資産価値が上がるヨーロッパの家を研究した住宅

田村さん夫妻の手によりペイントされた赤い木製ドアが印象的なリビング。実家の納屋に保管されていた木製チェアをリペイントしたそう。

南の風が気持ちいいサウスフランス地方。時間とともに経年変化を楽しむ邸宅が今なお残る。旅行に行ったときに気が付いた、その建物の美しさ。中世ヨーロッパにタイムスリップしたような家に住みたいと、『レジェンダリーホーム』の扉をたたいた夫妻だった。

バラの香りがする庭園

栃木県宇都宮市内の閑静な新興住宅地。この一角に見るからに輸入住宅のテイストが満載の素敵な邸宅が、田村さんの新居だ。田村さん夫妻は、フランスやイタリア、オーストリア、ハンガリー、チェコなど各地を旅して、日本の景色と大きく異なることに気が付いたという。海外ではクラシカルな石造りの家が、今なお姿かたちはそのままに残されていたのである。
 
田村さん夫妻がマイホームを建てようと住宅展示場に足を運んだとき、1枚のパンフレットに目がとまった。それは“時間とともに美しくなる家づくり”をテーマに掲げ、個性的な家を建てる『レジェンダリーホーム』のパンフレットだった。『レジェンダリーホーム』は、今だけではなく、10年後、20年後のライフスタイルも考慮したプランニングで、長く快適に住める家づくりを提案している。その家づくりに共感した田村さん夫妻は、早速、足利市内のモデルハウスに足を運んだ。初めて見た『レジェンダリーホーム』の家は、田村さん夫妻がこれまで海外で見てきた“理想の家”に近く、どこのハウスメーカーよりも希望を叶えてくれそうな予感がしたという。「今まで、たくさんのハウスメーカーの家を見ましたが、どれもしっくりこなかったんです。『レジェンダリーホーム』が提案する家は、まさに私たちにはぴったりの理想の家だったんです」と話す田村さん夫妻。
 
祖母の影響もあってガーデニングに興味を持つようになった奥さま。今では、庭に40 種類ものバラが植えられ、1年中、かわいらしい花を咲かせているそう。「バラの香りは、心身をリラックスさせる“癒し”効果もあります」と奥さま。新居のインテリアは、近所のショップに足繁く通って購入したビンテージ家具を中心にコーディネート。古いミシン台を改造してテーブルにするなど創意工夫に溢れ、まるで海外のような住空間の中でライフスタイルを楽しんでいる。
 

赤くペイントされた玄関ドアが印象的

アンティークショップで 手に入れたガーデンチェア。ここでバラの香りを楽しみながらティータイムを過ごす。

飾り窓がアクセントとなっている。

モデルハウスと同じ35坪の躯体がベースとなった田村邸。購入した土地の広さが限られていることもあり、新居は2人の個性を出そうと考えていた田村さん夫妻。赤い色の木製の玄関ドアを開けると、壁の漆喰や床の無垢材、キッチンのタイルなど、随所に美しさに満ちた空間が現れる。真新しい家にも関わらず、そこにはどこか懐かしさも漂うクラシカルな世界が広がっているのだ。

時間が経つほどに資産価値が上がるヨーロッパの家々を研究し、日本でもその豊かな暮らしを理解してもらいたいと考えている『レジェンダリーホーム』。施主自ら手を加えることで家への愛着が増し、メンテナンスそのものを楽しめる家にしている。温かみのある床の無垢材は所々に節が見られるが、これもこの家では“個性”として受け入れられている。『レジェンダリーホーム』の素材を生かした家づくりが田村さん夫妻の心を満たすのだ。

田村さん夫妻は工事中に何度も施工現場に足を運び、大工さんと一緒に自らローラーやハケを使って壁面塗装を施したそうだ。2階の寝室のオレンジの壁面や空間のアクセントにもなっている窓枠のグリーンの塗装は、現場に足場が組まれているうちに夫妻自ら筆をとってペイントしたもの。自分たちで作業することで思い入れも強く、愛着のある寝室となったと話す。1階のリビングもじっくりと考えた結果、ホワイトのドライウォールにグリーンのラインを入れて2トーンにしてアレンジ。和室の壁には、バラ好きな奥さまがハンドペイントで描いたバラの花が大胆に咲き誇る。ドアの色もカラフルな赤やピンクをペイントすることで、存分に個性を発揮している。

ビビットなピンクの壁と洗面カウンターに貼られた淡いピンクのタイルが好相性。シルバーの小さい模様は奥さまが自ら施したもの。

2階のベッドルームはゴッホの絵「夜のカフェテラス」の2色使いを参考にして、ゴッホが南仏アルルで暮らした部屋を描いた絵画、「ゴッホの部屋」のように仕上げた。

自ら手を加えることで家そのものに愛着が持て、メンテナンスをしながら長く住み続けられるこの家は、家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応する。その変化に応じたカスタマイズを楽しむことができるのだ。この家に引っ越ししてから、休日は夫婦そろってガーデニングを楽しみ、アンティーク雑貨店に足を運ぶという田村さん夫妻。以前とは異なるライフスタイルを満喫しているようだ。「これまでは仕事が忙しくて、家のことはほとんど考えていなかったのですが、今では休日にどんな作業をしようかと家のことばかりを考えています(笑)」とご主人。海外の家のように、少しずつ手を加えながら自分たちに合った家へと変えていく。今や、この時間こそが田村さん夫妻の共通の趣味といえるほどだ。
 
日本のほとんどの家は、流行のデザインを追い求め続ける結果、年月とともに色あせた魅力のない家となってしまう。それに対してヨーロッパの家づくりは、時間が経っても色あせることなく、その価値は下がらない。なぜ、海外の住宅は価値が変わらないのか? なぜ100年以上経った家でも壊すことなく、次世代へと受け継がれていくのだろうか? その答えは、豊かな暮らしを探求している『レジェンダリーホーム』の家づくりにヒントが隠されているかもしれない。
 
“手を加えながら、家をカスタマイズする楽しさ”。その考え方を理解した田村さん夫妻にとって、『レジェンダリーホーム』の家づくりのコンセプトはまさにぴったりだった。田村邸は、家そのものは時とともに変化を続けるが、いつまでも変わらずに休日には窓から南の風が流れ、笑い声が聞こえてきそうである。

リビングダイニングの床は、無垢のパイン材と磁器タイルの組み合わせ。“よいものはいつまでも輝く”が『レジェンダリーホーム』のコンセプト。

玄関へと通じる木製ドアもワックスでペ イント。

アンティークの蓄音機が似合う。

和室のバラは奥さまがハンドペイン トで描いた自信作。

[DATA]
栃木県 田村邸
■ 竣工:2008年7月 ■ 敷地面積:192.32㎡ ■ 延床面積:115.36㎡

レジェンダリーホーム・スウィート株式会社
■ 対応価格帯(坪):50万円~ ■ 施工エリア:関東・関西・東海・中国地区 ■ 保証:構造躯体10年保証、全棟に地盤保証つき
栃木県足利市稲岡町830
営業時間:10:00〜18:00
PHONE:0284-90-2188
http://www.legendary-home.com

Photo/Kousuke-FUJIMATSU(藤松光介) Text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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