2018.08.10

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

AQUA Style PHOTO ESSAY「Nature Around(ミクロ...

 熱帯魚ショップで販売されている水草は、熱帯性の水草や日本産の水草など様々である。初心者の方はあまり気にせずに、自分好みの水草を選んで購入されるだろうが、産地にも拘って購入されてはいかがだろうか。南米産の水草や、アフリカ産の水草でまとめてレイアウトしてみたり、そこに同産地の魚種を泳がせたりするのはとても楽しい。また、北米産の水草などは低水温にも強いので、育生環境に合わせて購入するのは賢い選択である。

 そんな、様々な産地で知られる水草であるが、産地と言うのは人間が決めた国できっちり分かれている訳ではない。ピンポイントで自生している種も見られるが、ポピュラー種の多くは国をまたいで広範囲に自生していると言ってよい。

 ショップで販売されている水草の中でとてもポピュラーなミクロソリウムは、アジアの熱帯から亜熱帯が産地で、東南アジアで栽培された草体が大量に輸入されている。そのため、東南アジアのイメージが強いのだが、じつは日本にも自生している水草で、ミツデヘラシダの和名で石垣島や西表島の南西諸島にも見る事ができる。あまり知られていないのかもしれないが、日本にも自生していると思うと思い入れも出るのではないだろうか。

 今回紹介している写真は、西表島の川に自生しているミクロソリウム。森の中を流れる川は比較的水温が低く、ミクロソリウムが高水温に弱いのが頷ける環境である。やはり、自生地を観察するのはとても感動的なものである。

東南アジアで栽培されているミクロソリウム

カメラ&テキスト:佐々木浩之 Hiroyuki Sasaki
媒体:AQUA Style 6

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