2018.04.02

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

糸島でモダンな器を手掛ける 陶芸家・高須健太郎(醇窯)

高須健太郎さんが手がける器にはモダンさと共にぬくもりが感じられます。そのテイストが幅広い層に支持されており、今、その活躍が期待される若手陶芸家の一人です。

自然豊かな糸島を拠点に陶芸家として活動している高須健太郎さん。手掛ける器はモダンであり、手仕事のぬくもりに溢れていて、和洋どちらのテーブルにもマッチすると評判です。若手陶芸家として精力的にモノづくりにチャンレンジする高須さんの工房を訪ねました。

慣れ親しんだ場所は、モノづくりに没頭できる場所

直近の企画展開催に向けて、作品づくりに追われる高須さん。工房の周囲は樹木が生い茂る、自然豊かな場所にあります。

周囲を樹木が生茂る場所に工房兼ギャラリー「醇窯(じゅんよう)」を構えるのは、若手陶芸家として注目されている高須健太郎さん。

焼き物の産地である愛知県瀬戸市で技術を修得し、その後、独立。そして、地元・福岡在住時から慣れ親しんでいた糸島に拠点を移し、精力的に活動しています。

陶芸の技法のひとつである板作り。指で押したくぼみが器の裏面に施され、独特の質感となって楽しむことができます。

高須さんが手掛ける器は、黒い化粧土を施した陶器をカンナで削って地の色を出す、掻き落としに近い技法で作られる鉄彩シリーズや、地の素材を彫り、そこへ呉須を入れて焼き上げる線刻シリーズなど、和洋どちらの料理にも合うモダンさが特徴。これまで習得してきた基本的な技術に、高須さん独自のオリジナル技法を加えて作られた作品の数々は、他に類を見ない個性を放っています。

この日は企画展の開催を前に作業に追われていた高須さん。ロクロは使わず、自ら作った石膏型で型を取り、一つひとつ丁寧に成形していく板作りという技法で作品づくりを行っています。指で押したくぼみも味わい深いテクスチャーとして表現するなど、作品を通して高須さんの作り手としての自信とこだわりが伝わってきます。

シックでモダンな鉄彩シリーズ。何度も試行錯誤を繰り返し、オリジナルの技法を加えることで作品は生まれてくるそう。

モダンテイストの高須さんの器は人気が高く、遠くから足を運ぶ人も多いといいます。

工房に隣接して設けられたギャラリーには、高須さんの作品の他、陶芸家であるお母さま・高須愛子さんの作品も展示・販売されています。

醇窯(高須健太郎)
福岡県糸島市志摩久家1967-2
Tel:092-328-0003
http://www.junyo-itoshima.com/

トルテVol.8掲載

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