2017.03.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

風薫るフランスのリゾートライフを実現する住宅

白と黒でモダンに仕上げたフォーマルリビングは暖炉を囲みながらの団欒が楽しめる。直線が美しい家具をあしらうことで、モダンさをより一層醸し出している。

フランスの代表都市といえばいわずと知れたパリ。エッフェル塔や凱旋門などフランスを象徴する観光スポットが集中していて花の都と呼ばれている。イルドフランス地方はパリから旅行に組み込まれるほどの距離にあり、世界遺産となっている町など数多くの歴史的建築物が保存されている。このイルドフランス地方の家々は緑豊かな森や田園地帯に広がる。急勾配の平板瓦、外壁にはやわらかい色合いの石、伝統的なバラスターアイアンなど、現在においても色褪せることなく、継承されている造形が特徴だ。日本国内では木造建築が主流なのに対して、ヨーロッパでは石を積み重ねていく建築が主流だ。石材を使った家づくりは歴史を刻み、年月が経つごとによい味わいが出てくるところが魅力であり、暮らしとともに楽しむことができる。

とんがった急勾配の屋根とドーマーがアクセント クラシカルとモダンが融合した邸宅

ガレージ付きの切妻屋根の外観はフランスを代表するスタイル。

『トップメゾン』では、パリ郊外をイメージしたフレンチスタイルの展示場(プレステージ・イルド)を2008年に東京・駒沢にオープンした。建物85坪のモデルハウスに足を踏み入れると日常生活とは違うスタイルの空間が広がる。時間の経過を楽しめる家づくりというコンセプトを日本にも伝えたいからこそ、得意としている石材やタイルを多用し、展示場に取り込んだ。

ビルトインガレージを横目に、玄関ホールに足を踏み入れると大理石を敷き詰めた真っ白な吹き抜け空間が広がっている。水場が用意されたエントランスに美しいアイアンデザインのサーキュラー階段が目に飛び込んでくる。白の天然大理石と黒のアイアンワークで洗練された空間が魅力的だ。

1階のフォーマルリビングに入ると、ダイニングまで続く動線があり、シンプルではあるが華麗なテイストが広がっている。60㎝角のタソスホワイトの大理石を敷き詰めた床は、よりゴージャスに見せるため張り方に変化を持たせるなど、デザインに工夫が施されている。キッチンは国内ブランドの『トーヨーキッチン&リビング』を使用。キッチンのしつらえはシャープなラインナップだ。シンクの壁面には厚さが異なるモザイクタイルを張り、表情豊かなものへと意匠をこらした。ホワイトを基調にエレガントテイストで統一し、透明感溢れるダイニングを展開している。折り上げ天井で施された1階のフォーマルリビングには輸入暖炉が設置され、ダマスカトオッシディアーナの磁器タイルで構成し、ホワイトとブラックで統一した部屋にゲストを迎え入れることになる。

天井の高い真っ白な空間が象徴的なエントランス。ブラックのアイアンが施されたサーキュラー階段や水場で、フレンチスタイルが表現されている。

大理石の床にホワイトのダイニングテーブルという組み合わせ。『トーヨーキッチン&リビング』のアルミシリーズのキッチンは、アイランド型で使い勝手に優れている。

ダイニングの延長線上にあるサンルームは光を取り込み、空間に広がりを与えている。多角形のサンルームは個性的であり、ここから中庭も望める。

キッチンの壁面には凹凸のあるモザイクタイルを張り、表情豊かに施した。

これもフランスにおける家づくりの基本だが、スキップフロアを上がると主寝室があり、輸入クロスでフランスらしい色合いや質感などを表現している。勾配天井を利用した寝室に用意されたウィンドウからはやわらかい光が差し込み、すがすがしい朝を迎えることを想像させてやまない。輸入クロスは既に海外では長い歴史があり、通常のクロスとは比較にならないほどインテリアの質感をグレードアップできる。特に女性からは好評で高級ホテルのスイートルームのような、上質な空間を再現している。また寝室の脇に置かれた輸入フローリングの部屋は落ち着いた雰囲気の書斎として用意されている。この書斎はガレージ上のスペースを利用してプランニングされたものだが、ベッドルーム脇の空間に落ち着いた有効なスペースを確保することで、読書や仕事をこなす場所となった。きらびやかなイメージとは異なり、色の濃い壁紙にしている一方、フローリングを明るいものにして違和感なく過ごすことができるようにバランスを重視している。

2階のファミリーリビングは石材とは対照的に、木材を使いクラシカルなイメージを再現。高級ホテルのスイートルームの部屋の雰囲気を演出っしている。カウンターバーをサイドに設置するなどモダンなイメージとは異なる部屋づくりで変化を持たせ、興味深いモデルハウスとなった。子ども部屋にも磁器質自然石調タイル・ソウル、マリーナネーベでデザインし施工。あらかじめ磁器タイルに焼かれたイラストが入るタイルは子どもたちの目を楽しませてくれることを想定。石使いやタイルが非常に豊かな展示場は参考になるだろう。

ファミリーリビングは、クラシカルなフレンチのイメージを表現した。インテリアの参考になるコーディネートだ。

主寝室の床はタイルとフローリングを組み合せることで、他の部屋にはないソフトなイメージを表現した。休む人に安らぎを与えるスペースとなっている。

落ち着いた雰囲気で仕上げたベッド脇スペース。床は明るいフローリング材を使用。

子ども部屋の壁面は磁器質自然石調タイル・ソウル、マリーナネーベを採用した。

現在、駒沢で展開しているフレンチスタイルの展示場では、ガレージに建材のサンプルも多数取りそろえ、光の反射、角度によって異なる見え方や実際の自然素材の触り心地などが体験できるサンプルを用意することで、取り入れ方、楽しみ方を提案していきたいと『トップメゾン』の担当者。

自然素材の石材は、メンテナンスが気になる読者の方も多いだろうが、担当者に聞いてみると「現在では汚れを付着させないような光触媒の仕上げ材が発売されているので、汚れの付着を少なくさせる方法はあります。ただし、自然石は歴史を刻んでこそ味わいや表情を楽しむことが大切でしょう」と話す。

フォーマルスペースには自然石材を使い、プライベートスペースにはフローリングを使うことで生活スタイルにメリハリを取り入れたモデルハウス。『トップメゾン』は、長く経年変化を楽しめる家づくりを提案している。縦のラインを強調し、スマートな窓や曲線を取り入れることでフランスの香り漂う外観デザインを日本にも取りれることは充分可能である。世界中から直輸入の素材を取り入れた家づくりは、自然がつくる石の経年変化を楽しめる家となることだろう。

ヨーロッパの石づくりの建物には、石材の曲線が美しい階段支柱による造型が施された。

外壁にはフランス産の石材フレンチライムストーンを採用。

急勾配の屋根が幾重にも重なり、変化に富んだ外観が特徴のフレンチスタイル。とんがり屋根の塔屋、縦方向のラインを強調した窓や石材を使って表現した外観は、経年変化を楽しめる天然石材をパネルホルダーに差し込み、耐震性に優れた工法で仕上げている。

トップメゾン東京展示場
東京支店/プレステージ・イルド(オープンハウス)
東京都世田谷区奥沢4‐8‐3
PHONE:03-5760-1150
営業時間:10:00~18:00

東京・名古屋・大阪
PHONE:0120-152-102
http://www.topmaison.com/

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