2018.05.04

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

歴史のベールに包まれたVARD INC.製テレスコピックフォークで仕上げた193...

Friend or Foe.

歴史のベールに包まれた最古のスピード・イクイップメンツと評されるVARD INC.のテレスコピックフォークにいち早く目をつけ、手間と時間と対価を惜しまず注ぎ、全貌の解明と発掘に尽力したふたりの日本人がいた。
 
運命のいたずらか、ふたりを引き寄せたのがそのVARD。滝沢伸介と横溝学。ピリオドパーツが繋いだ縁─出来過ぎた作り話に聞こえるが、事実は小説より奇なり。
 
かくしてふたりの偏執狂が人知れず凌ぎを削った発掘劇が、歴史に埋もれかけていたVARDを再び世界のマニアに周知させるきっかけになったのは事実。ここで紹介する36年式は滝沢がコンセプトを考案、横溝がそれを具現化したプロジェクトで、今回の特集THE VARDSを象徴する1台である。

「コンセプトはサンドレーサーで、ベースはナックルヘッドのファーストイヤー。車高を確保するためF21/R19のホイールセットで大径化を図り、TTタンクやマグネトー点火で軽量化。VARDやB&Hのフットシフターでヘリテイジなレーシングスペックを再現した」。

「普段は灯火機をつけて街乗りもするけど、このハンドルがクセモノで、手を伸ばすとかなりレーサーライクなポジションになる。だから保安部品を外してこんなビーチで走るのが最高。オレも横溝さんも頭から砂と塩まみれだけど久々に興奮したよ。最高に楽しかった─」。
 
一番の理解者にして最大の好敵手。ふたりが描くサムシングがシーンに彩りを添える─。

ROLLER magazine VOL.15

F21/R19の変則ホイールセットで未舗装路の走行アドバンテージを確保。リアフェンダーのクリアランスもしかり。製作者の横溝曰く、「ブレイスをワンメイクしてリアフェンダーを跳ね上げた」。タイヤの銘柄にも注目されたし。フロントはFIRESTONEのSUPER SPORTSMANでリアはGOODYEARのGRASS HOPPERだ。

28度のネックアングルを持つH-D純正の1936フレームに、アルミ鋳造のフォークカバーを外したストリップVARDをセ ット。詳細不明の幅広ハンドルバーは超絶レアなBIGSBYのライザーを介してマウント。オールドクロームのタンクは右側をオイルタンクとしたTT仕様で、シート下のオイルバックを排除。本来フェンダーオーナメントであるスカッシュドバ ードをタンク両サイドに。スキャロップペイントは滝沢によるホームメイド。 B&Hのフットシフターやワンオフのドラッグパイプ、 WR用シートも時代考証に 基づくセレクトだ。

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