2018.07.26

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

東京のド真ん中を縦横無尽に疾走するボッバー「1941 H-D FL/THE WI...

 横溝の愛機として様々な場面で目撃されるお馴染みの41FL。東京のド真ん中を縦横無尽に疾走するボッバーとして改めて紹介したい。
 
 ベースとなる1941年式は、30sと40sを繋ぐ過渡期モデルで、排気量61ciのE/ELに加え74ciにホップアップしたF/ FLが加わり、標準装備だった前後18インチのタイヤセットがよりファットな16インチにアップデートしたり、明確な性能向上だけでなく、威風堂々としたスタイリングを打ち出した年式でもある。

 さらにHAWGHOLICが"ORIGINAL BOBBER"というコンセプトを標榜した"初"のカスタムとしてマイルストーンでもある。

 「店を立ち上げる前から目論んでいた"ORIGINAL BOBBER"のプロジェクトだけど、VARDのフロントフォークとATLASのセパレートパイプ、41年のナックルが揃ったからこそ実現した。日常の足として気兼ねなく走ることを前提に、全てをバラしてじっくり組み上げた思い出もある。VARDを付けたH-Dで走ったのものこのナックルが初で、完成した当時は寝ても覚めても走りたくてしょうがなかった(笑)」。
 
 ハードな経年劣化が浮かぶエクステリアが個性だが、要となるタンクは41年式の純正3.5ガロンをベースに、横溝の十八番であるメッキ加工を施した上でのハードエイジング。フェイバリットカラーであるグリーンも差し色としてポイントとしている。

 「経年劣化の風合いを意図的に出すため、試行錯誤と失敗を繰り返して研究を重ねた。フィニッシュしてから走り込み、かれこれ6年目に突入して自然の酸化も進み、もはや人工と気付く人はいません(笑)」。

 アトラスパイプをコンクリートにこすりつけ、図太いエギゾーストをまき散らしながら都内の喧騒に切り込むワイルドワンだ──。

1941年式はキャスターアングルが既存の28度から29度に設定されたフレームに、前後16インチのタイヤが標準採用された。スタッズワークとフリンジが特徴の40-41 H-D GENUINE"DE LUX E SOLO"の腰高のポジションと、当時の不良が好んだとされるコミスキー社のメタルタンクバッジも主のお気に入り。

泣く子も黙るVARDのフロントエンドは、アルミキャストのトップカバーをブラックアウトして装着。フランダース製ドッグボーンはVARD専用設計でハンドルも同社#0を選択。フォークスライダー下部にはVARD inc.のウォーターデカールも確認できる。タイヤはGOODYEAR製GRASS HOPPERで前後共16インチ。 タイヤの存在感を強調するホイールリングも往年のドレスアップパーツ。

Photographs:Kentaro Yamada
Text:Gonz (満永毅)
媒体:ROLLER magazine VOL.15

NEWS of ROLLER magazine

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH