2018.10.18

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

Thai-Ghost Evolution ~進化系ザリガニの魅力~

急速にそのネームバリューを伸ばし、日本国内のアクアリウムトレードにおいても人気急上昇中のアメリカザリガニの変異個体「タイゴースト」。その名の通り、タイのブリーダーの手によって作り上げられた美しい個体の数々は、タイ国内で大きなムーブメントを起こしている。そして日本国内においても、その人気は急速に上昇傾向をたどっている。ルーツは日本生まれでもあり、アメリカザリガニではあるものの、まだまだ未知な部分も多い、タイゴーストの魅力に迫りたい。

Welcome! To the Thai-Ghost Vision

タイゴーストの販売コーナー。国内でもこうした専用の販売コーナーが増えてきている。

「Thai-Ghost(タイゴースト)」とは?

 アメリカザリガニの変異個体を累代繁殖、交配し、表現を進化したもの。現在では錦鯉のようなアーティスティックな表現さえも手に入れ、注目される存在になった。

 特に改良が盛んで人気沸騰したのがタイ国であり、総称して「タイゴースト」と呼ばれている。しかし、ルーツは日本であり、日本のマニアの方々から影響を受けた海外のザリガニファンからバトンを受け取り、最終的にタイで大きく進化したのである。

 たくさんのカラーバリエーションが展開される現在、その経緯はアメリカザリガニ原種からの変異であるクリアやフェード、白鬚やスノースパインといった自然個体。微かな変化も見逃さない日本のザリガニマニア達からのきっかけがあった。そしてタイのゴーストブリーダー達はルーツである日本に対し、エピソード含めた憧れを持っていたりするからユニークである。

 現在ではタイや日本だけではなく世界中でタイゴーストブームが起こっており、旬なイメージが否めないが、タイと日本のブラッシュアップによるタイゴースト、更なる進化と人気を期待したい。

 余談にはなるが、第一次ザリガニブームとでも呼ぶべきでしょうか、ブルーマロンやヤビーといった比較的大型の個体も外来生物法が制定される以前は多くの方に愛好されていました。制令から時間が経ち、現在では輸入・飼育が禁止されている種類のザリガニ類の記憶は稀有なものとなりましたが、今回紹介するアメリカザリガニ(Procambarus clarkii)の改良品種であるタイゴーストは、それらのザリガニファンにとっての残念な過去を払拭できるほどの魅力と可能性を秘めているといえるのではないでしょうか。

 しかし飼育者として、同じ過ちを二度と繰り返さないよう、この素敵なザリガニたちの飼育を未来永興に継続していくためにも飼育、管理には責任を持ち、手に余った個体を川に放流などは絶対にしてはならない。繁殖なので殖えすぎてしまった場合には購入した店舗に相談をしたり、友人に譲ったりとコミュニケーションのきっかけとすることで、より素敵なザリガニワールドがうまれることだろう。

タイゴーストの可能性

 タイゴーストはアメリカザリガニの改良品種という位置づけにあり、ここ数年で爆発的な人気となりました。しかしそれ以前にもアメリカザリガニの色彩変異である青ザリガニ、白ザリガニ、そしてオレンジザリガニなども、かなりのインパクトと共にファンを作りました。日本でもしばしばそのような個体が出回り、見かけたことがあるかたも多いかもしれません。ただしそれらは単色での色調であり、色の濃淡を除けばバラエティを拡大するには限界があったといえます。

 そこで、原種が持つ可能性から見直しを行い、特にクリア系の個体に照準が当てられ、現在のタイゴーストを代表とするバラエティ豊かなアメリカザリガニの改良が起こりました。もちろん日本でもクリア系の個体が持つ可能性を理解し、追及を続けている状況でもありましたが、タイからリリースされたそれらは、かなりのインパクトと説得力があるものでした。

 青、白、オレンジなどの単色系アメリカザリガニでの2次元的な創造から、タイゴーストでは3次元的になったと言えばわかりやすいかもしれません。特にタイでは赤・青・白の色彩を基調とするトリカラー系の品種がタイの国旗の色使いと同じことから、愛国精神と共に親近感を高め、より美しい改良品種へと力を遂げた理由にもなっています。こういった偶然にも様々なファクターが合致して空前のゴーストクラーキーヒットとなったのです。

 ちなみにゴーストという名前以前はクリアと呼ばれることが多く、突然変異を生み出す劣性表現や不安定な遺伝子が美しい色彩を纏うようになりゴースト(ゴーストクラーキー)と愛称を変えるに至りました。タイゴーストの人気や話題性から、元祖日本のクリア系血統などもジャパンゴーストと呼ばれるようになり、総じて改良アメリカザリガニの人気に拍車をかけることに繋がりました。また今後、タイゴースト、ジャパンゴーストそれぞれの魅力を追求しようという愛好家たちからの進展も非常に楽しみです。

飽くなき色彩美の追求が可能

 今後のタイゴーストの人気、アクアリウムでのポジショニングを考えてみましょう。

 結論から言うと、ずばり錦鯉が持つ鑑賞性の高さ、品種の深み、そして親近感に近いものがあると思います。大きく分けても20種類以上の品種、系統があり、そこからの色彩、濃淡、希少性などを持って品評的なファクターも充分です。固定生産、量産が可能とされる色彩パターンと、偶発的に表現される不規則パターンなど、取り組むジャンルにより難易度が変わるところも錦鯉的な要素と言えるでしょう。

 そして何より、奇抜なデザインが多いため、コレクション性が高いことも秀逸です。また、現在たくさんの方にタイゴーストの魅力をお伝えしていますが、興味深いことに高額な個体の評価が必ずしも良いわけではありません。筆者もはじめは例に漏れず、オーソドックスなタイプとされる個体の美しさに心を打たれました。これからもフレッシュな気持ちをもとに楽しんでゆきたいと考えています。

 それでも、知れば知るほど価値観も変化するもので、タイゴーストの飽くなき深みがそこには存在し、世界中でファンが増えていることからもその可能性は裏付けされています。逆に言えば基本種とされる系統の美しさがすでに充分な美しさを持つこと、多くの方にその観賞価値を手軽に共有していただけることを意味しています。

 「まったく、備わっているじゃないか、タイゴースト。」

 錦鯉も一匹100円台から、高額なものは果てしなく続きます。同じ品種でもその完成度や可能性によって価格も変わります。錦鯉で御三家といわれる紅白、昭和三色、大正三色なども名前は同じでも色彩パターンは無限で、同じものがほとんど存在しないくらいです。

 タイゴーストも色彩パターンがほぼ同じ品種とそうでない品種によっても追及の深度、懐の深さが変化する点も錦鯉に合点しています。いや、サイズ感が手頃で繁殖周期も含めれば、錦鯉よりもむしろ、目まぐるしい発展を遂げている改良メダカに似ていると言っても過言ではないでしょう。このニュアンスをイメージ出来る方は、もうすでに、興味がわいているのではないでしょうか? 実物の迫力ある姿は写真よりもぐっとくるかもしれませんよ。

飼育観賞に徹するか、繁殖に挑戦するか。

 タイゴーストはアメリカザリガニですから、飼育はもちろん、繁殖もポイントを押さえれば誰でも充分に可能です。1回の抱卵は300個前後となり、たくさんの子供を得ることが可能です。これではどんどん飽和状態になり、魅力も減衰してゆくかもしれません。たくさん採れる子供たちもしばらくするうちに、同じ環境下では共食いしてしまうケースが多く、鼠算とはいきません。改良が進んでいるタイでも、1匹ずつ手間とスペースを使って管理されている場合がほとんどです。

 希少柄の作出や美しさを追求するには交配する親や血統により良個体の出現率もポイントとなります。10匹の子供からの選別と100匹の子供からの選別では大きく可能性が変わります。子供(稚ザリ)もある程度の大きさになるまでは特徴的な色彩も表現されてこないため、共食いを減らして選別を行うには、飼育環境を整える必要があります。しかし、抱卵から孵化、稚ザリの群れ……を見ているとなんとも癒されるものです。

 たくさんの方々がタイゴースト繁殖、話題で盛り上がる将来を期待しています。飼育に関しても現段階ではあまり重要視されていないように思われますが、与える餌の質や水質によっても個体の美しさ、繁殖に向けての変化があります。ブリーダーやキーパーにより、さまざまな考え方があると思いますので、信頼できるショップやブリーダーの方からいろいろな情報を得られるとよいと思います。

特定外来生物未判定種

 テレビなどメディアで取り上げられる機会が多くなっている外来生物法ですが、ザリガニ類も例外ではありません。

 タイゴーストを楽しむにあたり、これらの法律について正しい知識が必要と考えます。ザリガニ類は現在、「特定外来生物」と「特定外来生物未判定種」の2つに区分されており、前者は輸入、飼育、販売などが禁じられています。現状、アメリカザリガニは後者の区分となり、法令に従えば輸入・販売・飼育を行うことが可能です。

 ただしタイ国からタイゴースト(アメリカザリガニ)を輸入する場合、環境省が認めている機関から発行される「種類名証明書」を取得し、税関にて承認の上、通関する必要があります。輸入者は法令を順守する必要がありますので、タイゴーストの購入・飼育を行う方は販売元(販売店・個人)に輸入者(問屋・輸入代理店・個人)のザリガニ輸入履歴が税関に記録、環境省に種類名証明書が保管されていることを確認できれば安心です。

 堅い話になりましたが、今後も合法的にタイゴーストを楽しむことができる環境づくりに、ご協力ください。

タイゴーストの飼育に挑戦

タイゴーストはアメリカザリガニの色彩変異個体なので、原則的には飼育方法はアメリガザリガニに準ずると考え、丈夫な種類と考えてよいだろう。ここではそうしたタイゴーストの飼育方法を紹介していく。

飼育容器/
乱暴にいってしまえば飼育容器はなんでもよい。手頃なのはプラケースだが、見栄えや観賞面からいえばガラス水槽がおすすめだ。注意点としてはザリガニは脱走の名人なので蓋がきちんとできるものを選ぶこと、そして水深を深くする場合にはエアレーションを取り付けることを前提にしよう。

照明/
観賞面からの側面はもちろん、個体に昼夜のサイクルを行わせるほうがより自然に近い環境で飼育をすることができるので、安価な照明ライトで充分なので照明も付けたほうがよい。飼育自体には照明がなくても問題はない。

ろ過フィルター/
特別なろ過フィルターを使用しなくても頻繁に水換えを行うことで飼育することは可能だが、エサをよく食べるザリガニは水を汚しやすいので、フィルターを付けたほうが水質の安定、水換えの軽減、酸素の供給と利点は多い。飼育する容器の水深に合わせて適したろ過フィルターをチョイスしよう。

底砂/
底砂は個体のストレスの緩和にも役立ち、また種類によっては水質の安定にも効果があるものもあるので、ぜひ使用したい。ネックとしてはエサの食べ残しやフンなどの汚れがわかりにくくなってしまうことだろう。その点は定期的なメンテナンスで補うようにしたい。

シェルター/
ザリガニは臆病な生きものなので、隠れ場所となるシェルターを用意したほうが個体にストレスをかけずに管理することができる。市販の土管タイプのシェルターが便利なので、個体のサイズに合わせてこうした商品を使用したり、石などを組んでシェルターを作ってあげるようにしよう。

ゼオライトから作られたカラーサンド(底砂)。水質安定に効果的。

シェルターは、市販のアイテムも多いので個体のサイズに合わせて選ぶようにしよう。

エサ

赤虫は嗜好性も高く、栄養価満点のエサ。主食にはせずにおやつとして時々与える。

 タイゴーストは雑食性の生きもので基本的には何でもよく食べるので、「エサを食べない」というトラブルに見舞われることはほとんどないと考えてよい。産卵前や脱皮前などはエサを食べないこともあるが心配はいらない。

 エサの種類は専用のザリガニフードなどの人工フードは栄養のバランスが考えられて作られているので、主食におすすめ。植物性のエサも大好きなので水草や葉野菜、プレコフードなどを副食として与えるのもよい。脱皮した殻からもカルシウムを吸収するので、捨てずにそのまま食べさせるようにしよう。またカルシウム補給のために水棲ガメの専用フードなどのカルシウムが配合されたエサを定期的に与えることでより、健康的な個体に成長させることができる。

 水質悪化の原因になるのでエサの食べ残しは速やかに除去し、また与え過ぎには注意しよう。エサの頻度としては1日1回与えれば充分で、週に1度ほどエサを与えない日を作るのもよい。旅行などで家を空けるときも、1週間程度であればエサを与えなくても問題はないが、心配ならば水草などを入れておくようにすればよいだろう。

水換え

 水質の悪化には比較的強い生きものであるが、大食漢で水を汚しやすいので定期的な水換えが、管理面では不可欠となる。ろ過フィルターを使用していない場合には2~3日に1回、ろ過フィルターを使用の場合でも週に1度くらいは、全体量の1/3~半分程度を、カルキ抜きした水と交換する。

レイアウト

 飼育にはレイアウトは必要ないが、ザリガニ飼育の水槽内はどうしても殺風景になりがちだ。飼育を楽しむ意味でも、流木や石などを配置して自然味のある水景を作るのも楽しい。レイアウトを高くすると脱走の足場になったり、複雑なレイアウトは隠れてしまったりするのでその点には配慮しよう。

水温

 ビーシュリンプなど高水温に弱い種類が多いエビの仲間だが、本種は例外ともいうべきで比較的高水温への耐性が強い種類だ。夏場は30℃を超えない環境であれば特に問題はないが、高水温環境は酸欠になりやすいのでエアレーションはしっかり行う。冬は水温が10℃を下回ってしまうと休眠状態にはいるので、休眠させない場合にはヒーターなどを用いて水温を20℃前後で維持するようにしよう。

雌雄の判別

 本種の雌雄の判別は比較的容易で、形状のさまざまな箇所でその判別をすることができる。一番わかりやすいのはハサミの形状で、似たサイズの個体であれば一般的に大きく立派なハサミがオスで、メスはやや小さい。またオスのハサミの方が細長いのも特徴だ。

 しかしこの判別方法は、再生したハサミの個体もいるなど個体差もあるので、確実とはいえない。もっとも確実に判別する方法は、腹部の生殖器や生殖口を確認する方法だ。

 ザリガニにはハサミを含めて片側5本計10本の脚があるが、その一番後ろの5番目の足の中央部に腹肢とよばれる4本の小さな突起がある。これが生殖器で、オスのほうが類著にわかる。また、メスには3番目の足の付け根部分に生殖口と呼ばれる穴が空いており、また成熟したメスの尾の腹部にはセメント腺と呼ばれる、卵を腹肢に付けるための構造が発達し、白く膨らんでくるのでこれも容易な判断の方法といえる。

繁殖

オスとメスを同時に飼育すれば比較的容易に交尾を行い、メスは腹部に大量の卵を持つ。

 アメリカザリガニは繁殖が比較的容易で、基本的はオスとメスを同じ容器に収容しておけば自然に交尾をして産卵することも少なくはない。本種はアメリカザリガニの白化個体なので、基本的にはアメリカザリガニに準じてはいるものの、他種でもそうであるように、原種よりはやや繁殖能力は低いと判断してもよいかもしれない。またオスがハサミでメスを押さえて交尾をするので、ハサミのないオスは繁殖行動をすることができないのも大きな特徴だ。

 メスが抱卵をしたらオスとは隔離しておこう。水温にもよるが早ければ3週間前後、遅くとも2か月くらいで孵化する。1度に数百もの卵を産むので、すべてを育成するのは非常に困難だ。残酷だが殖えた個体を手に余してしまうのであれば、飼育する分だけを残し、あとはエサとして親個体に食べさせることも避けては通れない。いずれにせよ、計画性のある繁殖を心掛けるようにしたい。

Thai-Ghost Collection

百聞は一見に如かず。千変万化のタイゴースト、美しさ咲き誇るその勇姿を一挙ご紹介! 各社よりオーソドックス個体、レア個体含め、大まかなジャンル分けと共にご覧いただこう。あなたのコレクション魂に火をつけるのはどれ?

COW系

タイゴーストの人気をここまで押し上げたのは、このCOWタイプを差し置いてほかにないだろう。特に量産が難しく、同じ個体がほとんど存在しない点も希少価値とコレクション性に富み、色の濃淡を含めて追及し甲斐のある王道タイプ。

レッドCOWドット/
鮮やかな朱色のスポットと濃い白地が大変魅力的な個体。頭部・胸部ともに入るスポットが、非常に高い作出難易度を示している。タイで行われたコンテストの優勝個体。

パープルCOW/
青と赤の色彩の中間色であるパープルの色彩は、タイ本国でも追及のまなざしを浴びている。アシンメトリー表現やマーブルクローにも注目。

COWブラックスポット/
白抜けした頭部に再度入る色彩、深いパープルやブラック系のスポットなど、非常に作出難易度の高い表現を誇る個体。マニアには堪らない表現だろう。

ホワイトベース系

タイゴーストの深い魅力に取りつかれてしまうと、当初は意識することがなかった白地などのベース色味に目が行くようになる。タイ本国ではベース色の濃淡によってグレード分けされるほどに、選別する際のポイントとなるようだ。

ホワイトベースファインスポット/
目が肥えてくると、ホワイトベースの深みにもブルーベースを持つ個体の魅力にハマるだろう。スーパーホワイト系のスポットはこれでも秀逸。

マーブル・スポット系

ギャラクシーやマーブルといった表現をされることが多い、茶こしで絵具を飛び散らせたような表現が印象的な品種である。ホワイトスパインの因子が体全体に作用したような、不思議な色彩の融合を見せるため芸術性が高い。

ブルーギャラクシー/
パッと見の印象と、目が肥えてきた時の温度差がかなり大きい個体かもしれないが、マニア絶賛となるであろう個体。洋菓子よりも和菓子的な繊細さが光る。

レッドマーブル/
サンセット系の色調を持ちながら、飛び散り系の因子によりかなりのインパクトを持った個体になっている。成長によりさらに進化するだろう。

丹頂系

ホワイトベースの色彩を強めながら、頭部に再度色を飾った品種である。頭部と胸部に入る色彩は段階的に変化することが多く、頭部、胸部、胴部と全体にグラデーショントーンを、白の上に表現することまで可能となるだろう。もちろん単純にチャーミングな印象として素の丹頂柄として楽しみたい。

丹頂ブラッククロー/
美しく深い白地、ソリッドボディであるもスポットが表現されている。頭部に入るパープル系のスポットが魅力的。黒系ハンドがコントラストを高める。

単色系

便宜上単色系としているが、さまざまな表現をもつタイゴーストの中で、白ベースのみを基準とせずに表現されている個体群をここでは指している。ソリッド表現やクリア、原種ベースなどさまざまな源流からも注目したい。

紅白/
イルド系の赤とは違う、オレンジレッドとでも表現するべき鮮やかな赤が美しい品種。白とのバランスにより、表現は千差万別。

進化系

ベース色は同じでも表現が違うと、品種として確立されているパターンも多い。また、上見と横見でもそれぞれの品種で発揮される見どころが変化し、キーパー、コレクターの満足度を高めてくれるだろう。

イーグルヘッドブルー/
メタリックブルーの色彩と、迫力あるイーグルヘッド表現が特有の存在感を放つ個体。顔面のインパクトは、横見の方が際立つだろう。

幼少時代の情熱が再燃してタイゴーストに熱中

すべてペアで飼育

 子供の頃から生きものが大好きで、熱帯魚飼育から爬虫類までさまざまな生きものに囲まれて過ごしてきたという、宮城県在住の阿部穂さん。そんな阿部さんが現在もっとも熱中しているのがタイゴーストザリガニ。

 「少年時代にアメリカザリガニが大好きでザリガニ釣りをしてはたくさんの個体を持ち帰り飼育していました」、そんな少年時代のワクワク感が、タイゴーストと出会って一気に再燃してしまったのだという。

 飼育を始めて僅か2か月足らずの間に飼育する個体は増え続け、現在では写真のような状態にまでコレクション熱を高めてしまったのだという。飼育する個体はすべてペアで飼育しており、繁殖にも力を入れていきたいのだという。そんな阿部さんだが現在、勤務していたペットショップを退職し、水槽の掃除やメンテナンス、生きものにまつわることならなんでも受けるというペットクリーニングあべちゃんを開業したばかりだという。

 生きもの好きが高じて始める新規事業、阿部さんの今後の活躍を本誌も陰ながら応援していきたい。

カメラ:平野 威 Takeshi Hirano
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta, 長谷川雅 Masashi Hasegawa
媒体:AQUA Style 9

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