2018.10.29

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

お宅の水槽拝見! MY SWEET AQUARIUM

水位を低めに抑えたネオケラトドゥスの混泳水槽。色あざやかなラフレシアレッドディスカスやコリドラス、カージナルテトラが彩りを与える。ミクロソリウムで水景に変化を。水換えは週に1回、半分程度。

 オーストラリア産のハイギョ、ネオケラトドゥスをちょっと変わったスタイルで飼育している方がいると聞きつけ、さっそく野川さんご夫妻のご自宅へ。愛犬のほか、さまざまな生き物の飼育を楽しんでいる野川夫妻。生物と心が通じ合う瞬間がうれしいと語る。

 「大型魚を飼育するイメージを変えたかった」と話す野川さんは、室内装飾を手がけるデザイナーだけあって、数々の生体を美しく、おしゃれに飼育している。ネオケラトドゥスは5年前に全長13㎝の幼魚として入手し、現在は80㎝を超えるまでに成長。なんと、複数の改良ディスカスやコリドラス、カージナルテトラと混泳をさせていた。水槽サイズは120×75×40㎝で、白い底砂を敷き、板状のガラスに活着させたミクロソリウムを配置している。

 大型魚は通常、管理が楽なベアタンクで飼育されることが多い。それをあえて行わず、美しいアクアリウムとして、毎日観賞することが楽しくなるスタイルを形づくった。ネオケラは幼魚のときから人工餌料になれていて、当初からレッドテールブラックシャークやディスカスなどと暮らしてきたため、体が大きくなった今でも、他魚を攻撃するようなことは一切ないという。個性が異なる大小さまざまな魚が優雅に泳ぐ水景はとても興味深く、見ていて飽きることがない。

 野川さんは子どものころから、大の魚好きとしてならした。京都で暮らしていた幼少時代は琵琶湖で釣ったライギョなどを飼育し、小学6年生になるとシルバーアロワナの飼育をはじめたという強者だ。

 現在、野川さんは迫力あるアジアアロワナも飼育中。こちらも12㎝の幼魚を入手して、60㎝オーバーの立派な体格に成長させている。古代から姿を変えずに生きのびてきた種類に魅力を感じるという。このほか、ラフレシアレッドやストライプターコイズなどのディスカスや、ヤドクガエル、ボールパイソンなども複数飼っている。

 奥様の理恵さんも根っからの生き物好きで、夫婦揃ってさまざまな生体の飼育を楽しんでいるのが印象的だ。いずれも、じっくりと長く飼育することをモットーに、生き物が幸せに暮らせる環境づくりを第一に考えている。今は「美しいカメレオンの飼育方法」を考え中だという。

リビング中央に構えるネオケラ水槽。自宅の新築と同時に床を補強して設置した。

幅70㎝のケージを利用したビバリウム。3種のヤドクガエル10匹が、鬱蒼とした植物のなかに潜んでいる。自動ミスティングシステムを採用。

ビバリウムに向く熱帯性の植物も多数栽培。珍しい品種も。

玄関でお客様を迎えてくれるディスカス水槽。繁殖させて成魚になった個体もいる。

カメラマンテキスト:平野 威 Takeshi Hirano
媒体:AQUA Style
号数:9

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