2018.11.21

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

東南アジアの大自然を満喫する都内の穴場的スポット。

ミニ水族館コーナーでは大型水族館顔負けの本格的な展示を実施。アジアの海や緑深い本格的な水草水槽が展示されている。

 全国各地に存在する清掃工場の焼却余熱を再利用した施設。今回紹介する「板橋区立熱帯環境植物館」も、隣接する「高島平温水プールや高島平ふれあい館」とともに、板橋清掃工場の余熱を利用した省エネルギー型の施設として平成6年9月にオープンした。

 施設内は潮間帯植生、熱帯低地林、集落景観の3つの植生ゾーンに分かれた温室を中心として、熱帯の高山帯の雲霧林を再現した冷室や地下には水族館を設け、海から山へと続く、一連の熱帯環境を楽しみながら学べる博物館型植物館となっている。

 水族館エリアでは美しいサンゴの森、海を彩る魚たちと題した東南アジアの海や水中のジャングル、マングローブの水辺と題された東南アジアの河川など植物園同様に東南アジアをコンセプトとして約150種2,500匹の展示を行っている。個体ひとつひとつを見てもどの種も大きく成長し、とても健康的に育っていて、飼育員の愛情を大きく受けて管理されているのがよくわかる。

 そして最大の見どころはミニ水族館から繋がる巨大なアクアテラリウムを思わせる潮間帯植生部分に位置する大水槽だ。ここではアジアアロアナなどのアジアを代表する大型淡水魚やボルネオカワガメに加えて世界最大の淡水エイといわれるヒマンチュラ・チャオプラヤが展示されており、毎日15時前後に行われているエサやりタイムでは水面を大きく飛び出すヒマンチュラやジャンプするアジアアロアナなど大迫力の給餌ショーを観賞することができる。

 都営三田線高島平駅からも近く、都内に位置するアクアリウムの隠れた穴場としてぜひ足を運んでみてはいかがだろう。

元気一杯に泳ぎ回る海水魚が作るサンゴの海の水景。どの魚も非常によく太っており、状態のよさがわかる。

マングローブを再現させた汽水域の展示水槽。

世界最大の淡水エイといわれるヒマンチュラ・チャオプラヤ。

カメラ:平野 威 Takeshi Hirano
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:AQUA Style 10

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