2019.01.10

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

レシプロエンジン車にも宿るマツダ魂「MAZDA NON-ROTARY CAR B...

レシプロ(非ロータリーエンジン車)のマツダの量産車たち。ロータリー以外にも個性的かつ名車の誉れも高い車種は少なくないが、ほとんどキットに恵まれず、ほぼフルスクラッチに近いマツダ愛に溢れた力作が揃った。

マツダ1BOXの傑作をセミスクラッチ

 キットの存在しないボンゴフレンディ、なんとフジミのホンダ・ステップワゴンからの改造だ。サイドウィンドウ下端をプラ板でかさ上げするなどして造形したという。テントはプラ板で基本を造形し、シワをパテで再現している。オートフリートップは開閉式ではなく着脱式で、ダンパーはフリーで動くように取り付けてあり、開けた状態としても違和感なくルーフを乗せることができる。ゴールドのラインはハセガワのミラーフィニッシュで、全体のカラーリングは寝台特急「北斗星」をイメージ。

トラッキン不滅の人気車が1/20で蘇る

 北米のカスタム・カテゴリーのひとつであるトラッキン。そのベース車として1980~1990年代にかけて高い人気を誇ったのがマツダのミニトラック「B2200(日本名プロシード)」である。1/1もトラッキンに乗るビルダーがそんな人気車への想いをこめて、リンドバーグの1/20シボレーS10をベースにフロントグリル、バンパー、灯火類をスクラッチしたのが本作品だ。JADAダイキャスト用のホイールを流用するなどして、2000年代のスラムド・スタンスなトラッキンを再現。チャネリングで浅くなった荷台など、1/1好きならではのこだわりが光る。

愛くるしい働き者を1/24スケールで

 ボディ自体はオリジナル風だが、車高はベタベタ、さらにテッチン加工風のワイドホイールが目を惹くポーター。驚くことにアオシマの3代目サンバーをベースにエポパテを駆使してポーターにコンバージョンしている。基本プロポーションは実によく実車の印象を捉えている。ヘッドライトベゼルはタミヤのミニクーパー用を加工、ホイールは同じくタミヤのスーパーセブン用のセンターディスクとワイドリムを組み合わせている。クレオスのルマングリーンをベースに調色した純正色も実車に近似している。

マイナー車をベースにマイナー車を作る

 ファミリア・プレストという車種チョイスもさることながら、ベースが童友社のホンダ1300という、異色のコラボレーションから完成した作品。あくまで芯材がホンダ1300というだけで、ピラー類の角度修正のほか、ふくよかなボディラインの再現など、ベースを言い当てるのは不可能に近いだろう。灯火類のサイズ感や作りこみなど、実車の持つ端正な雰囲気を醸し出している。

35年間現役の陸サーファー仕様!

 巧みなウェザリングと、バンダナを巻いたシートのヘッドレストやステッカーなど小物のチョイスが絶妙で、コンセプトの「35年間現役の陸サーファー仕様」を見事なまでに再現した作品。圧巻は塗装をすべてシタデルの筆塗りとしている点で、ビルダーのセンスとスキルに驚かされる。バンパー樹脂の枯れた感じ、灯火類の黄ばみ、フェンダーミラーを外してドアミラーに改造した際の穴埋めキャップなど、どこをとっても隙が無い。

スクラッチの達人が挑む異色作

 欧州では「マツダ626」として非常に高い評価を得ながら、日本ではFCの陰に隠れてあまり脚光を浴びることがなかったカペラC2。そのスタイリッシュなフォルムを何とフジミの20系ソアラをベースに、全長短縮、ルーフセクション新造ほか、多数の工作を行って再現したのが本作品だ。シャシーはアオシマのアコードワゴン、内装はハセガワの初代レガシィを流用加工している。ホイールは限定車アンフィニを意識してアオシマのBBS RGをセット。

VIPカー界でひそかな人気を誇った流麗フォルム

 1998年頃のVIPカー・シーンを意識して制作された1台。当然キットは存在しないので、何とタミヤの10系セルシオのボディを軸に、エポパテでセンティアへと造形した上で、当時らしくインシュランス風エアロ、マトラッセ18インチホイール、跳ね上げ爆音マフラー、リアウィング延長パテ埋めしてVIP系にアレンジしている。厳密にはセンティアではなくマツダ929としたのは、USDMではなく「左ハンドルでVIP」の特別感を演出したかったとのことだ。

カメラ:服部佳洋 Yoshihiro-HATTORI、横澤靖宏 Yasuhiro-YOKOSAWA
媒体:モデルカーズチューニング 弐

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