2018.08.31

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

南の森の家「Deus Ex Machinaと波乗り写真家」

ビーチしか無かったバリの田舎町チャングーに、2009年突如現れたデウスのショップ。 バイクとサーフカルチャーをその地に根付かせた、天才フォトグラファーの元を訪ねた。

愛する家族とライフワーク

息子を学校に送り迎えするのも、バイクを運ぶのもコレ。77年式のディフェンダー。

 デウス・チャングーのディレクター、ダスティン・ハンフリー。彼の家はバリ風モダン建築といった佇まいで、そこに奥さんと息子、愛犬と一緒に暮らしている。ガレージ脇にはショートからロングまで様々な板が並び(前日飲み過ぎてない限りは)、毎日海に入るそうだ。

 米国出身のダスティンさんは90年代半ば、サーフ写真家として世界的に名を馳せた。水面と水中を同時に写した「DOPAMINE」シリーズは特に有名なので、ご存じの読者もいることだろう。色んな国へ行っては、その国の波を撮ってまわっていた。当時は彼の写真が載ってないサーフ雑誌は無いと言われるほどの売れっ子だったのだが、商業的な写真を撮るのが嫌になり、99年にパタリと業界から姿を消してしまった。

 そして彼は、一番心安らぐ土地、このバリに移り住んだのだ。暫くの間は近くのビーチで毎日波に乗って、たまにバイクを弄って過ごした。まさにデウスの世界観どおりの生活。デア氏とは友人で、既にビジネスを共にしていた為、バリのディレクションの話はすぐにまとまった。

 今のチャングーの発展をみればわかる通り、彼には先見の明があるし、カスタムバイク、サーフカルチャー、そしてアートにも精通している。彼がバリで屋台骨となったことで、デウスの人気が不動のモノとなったのだ。

彼の仕事はショップの運営から、ビジュアルや動画のディレクションまで多岐に渡る。

ホーローのケトルとスパイスケースが並ぶ。ここにプラスチックは場違いなのだ。

店にギャラリーがあるので目が肥えているのだろう。棚に飾られた手書きのアート。

テキスト:Junpei Suzuki
媒体:HUNT 7

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