2018.11.12

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

WESCOの真価は履いた者にこそわかる「WESCO MAKE ONLY MY B...

吊るしのブーツに満足できない"オレのWESCO"製作プロジェクト。同企画の本当の目的は、単にオーダーWESCOを作ることではない。そう、ブーツは履きこんでこそ、その真価が問われるものだからだ。かくしてここ3ヶ月、手に入れたWESCOをみっちり履きこんでみた。

 適度に鞣されたレザーはバイクライド時の操作性を妨げることなく、しっかりと足を保護してくれる。雨天時に何度も使用しているが、雨が侵入することはなく、泥溜まりに突っ込んでも無問題だ。

 ソールは、アスファルトに対して高いグリップ力を発揮する#700のコンポジションソールをセレクト。バイクライドやタウンユースにおすすめだ。シャフトはスタンダードBOSSを踏襲し、11インチに設定。適度に足をホールドし、雨風の侵入を防ぐ役割も果たす。極端に足幅の細い自分の足にぴったりと合わせたタイトなシルエットは、フィット感だけでなく、体のバランスにも合っているようだ。

 手元に届いたWESCOを箱から取り出したときは、子供のようにはしゃいでしまったが、約3か月経ったいまもその喜びが絶えることはなく、片道約20kmのバイク通勤やツーリング、タウンユースでも絶賛愛用中だ。

 届いたその日から足にフィットし、まったく違和感を感じさせないWESCOに"慣らし"なる苦痛な時間は存在しないが、足を通すたびにそのフィット感はさらに増していく。徐々にシャフトも柔らかくなり、立つ、しゃがむといった動作でも違和感はない。それに加え、脱いだときの"小慣れ感"が猛烈に渋い。

 ここまで行くと完全な自己満足だとは思うが、出かける際に玄関で佇むMy BOSSを見るたびに惚れ惚れさせられてしまうほどだ。履きこむほどに馴染み、ルックスまで絶えず良くなる。これこそが多くの人々を魅了するWESCOの魅力ではないだろうか。

 本誌の編集兼フォトグラファーを務めるボクは、撮影時に立ち居が多いうえ、良い構図を求めては人が立ち入らない悪環境にも足を踏み入れる。そのため、履物には機動性と安全性を要求するが、WESCOはその両者を見事にカバーし、仕事道具としても活躍してくれている。

 わかりやすくお伝えするために、泥まみれになったBOSSのトップの画像を見ていただきたい。これはダートレースイベント“GRIZZLY CUP”の撮影時のボクの足元だ。水溜りならぬ泥溜まりが無数に存在する環境であったが、泥溜まりに足を突っ込んでも、ブーツ内部に泥が侵入する気配はなかった。完成して間もないBOSSが泥まみれになる姿に少々気が引けたが、水をぶっかけて軽くウエスで拭いてやれば、またその凛々しい姿に蘇ってしまう。これはWESCOに使用される上質なオイルドレザーの特性のひとつとも言えるだろう。

 WESCOを手に入れてまだ3か月程しか経過していないが、すでにWESCOの魅力に取り憑かれてしまった。履き心地の良さと安心感に加え、惚れ惚れするその佇まい。どれをとっても欠点のない履物とはこいつのことだ。

 先日、大阪に位置するWESCO JAPAN本社に出向き、簡単なメンテナンスを終えた直後のBOSS。バイクライドや仕事などで溜まった汚れをリフレッシュしたMy BOSSは上品な佇まいを取り戻した。

カメラ&テキスト:Kentaro Yamada
媒体:ROLLER 25

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