2018.12.17

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ハイソカーブームとスカイラインらしさの狭間に揺れた不運の"ソフトマシーン"

 1985年の7代目では、ライバル・マークⅡを意識したハイソカーへと変貌した。当初は4ドアのセダンとハードトップのみだったが、遅れて翌年に2ドア・クーペが追加されている。この世代より、長年継承されてきたL型に代わって新開発のRB型エンジンが搭載され、以後のスカイラインの基礎をなしたと見ることもできる。

 また、四輪操舵システムHICASの導入も話題となった。キット化はフジミ1/24のみで、実車デビュー当時に4ドア・ハードトップをリリースしている。これがのちに実車のマイナーチェンジに合わせて後期型へと改修されたため、前期型のキットは非常に貴重なものとなっている。2ドアもフジミがモデル化しており(GTS-R)、後期4ドアとともに現在でも購入可能である。

希少なセブンス前期を、純ベタ路線で決める

 実車の登場から間もなく、フジミのみがリリースすることになった7thスカイライン前期。その後ロングノーズの後期型に金型が改修を受けたとされ(別金型の可能性もある:未確認)、市場に流通したのが2年にも満たなかったため、非常に希少なキットとなっている。

 この作品はビルダーがかつて作ったものが、ジャンク状態になっていたものをレストアし、足回りのセッティングを見直すなどトータルでリメイクしたもの。サンルーフをはじめオプション満載のラグジュアリー感がいかにも7th的だ。ホイールはキットの年代に即したボルクレーシングのディッシュを装着。タイヤはオレンジウィールズのストレッチに変更している。

◆Builder : 羽山和良
◆Base : フジミ 1/24

ウェッジシェイプのボディにフェラーリを見出す。

 '90年代に一世を風靡したモデナのホイール……ではなくその元ネタとなった、フェラーリF40のホイールを装着して鮮やかなイタリアンレッドに塗り上げた作品。タイヤはアオシマの引っ張りタイヤを組み合わせて、絶妙な車高とトレッドを実現している。モール類のマスキングの綺麗さ、スモークガラス、ライトリフレクターの輝度などによって、非常に高いリアリティを醸し出している。

◆Builder : 吉田史洋
◆Base : フジミ 1/24

フジミの傑作ボディの魅力を、存分に引き出す

 ペッタンコ・ディフォルメをやめ、80年代中盤からそのボディ造形センスを一気に高めていくフジミ。中でも7thの2ドアはシャシーこそ共通の板シャシーだが、そのプアさを補ってあまりある素晴らしいボディ造形で評価の高いキット。この作品は10年ほど前に制作されたものとのことだが、素晴らしいツヤを湛えたGTS-Rのブルーブラックのボディは健在で、そこにこれまた丹念に塗装されたBBSのLMホイールが華を添える。

◆Builder : 稲井田哲治
◆Base : フジミ 1/24

媒体:modelcars tuning 3

NEWS of modelcars

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH