2019.04.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

採集日和 〜春の磯観察!ウミウシ&海の変なイキモノ観察会〜

網を掬って網の中にどんな生きものたちがいるか真剣に確認する参加者のみなさん。

桜も散り、春の音色を奏で始めた春の磯。そこには魚のみならず、さまざまな個性豊かな海の生物たちの息吹が、聞こえている。そんな春の磯を観察しに、読者のみなさまと観察会を行ってきました。

 ダンゴウオのシーズンも終わりを告げ、季節は春。海の景色も冬潮から春潮に変わり、さまざまな生物たちの生命の息吹が聞こえ始める頃だ。今回観察に訪れたのは神奈川県某所のタイドプール。弊誌の観察会でも幾度となく足を運んでいる場所でもあるので、近隣地域に在住の磯採集を趣味とされている方々には馴染みの深い場所ではあるが、敢えて具体的な場所の名称は伏せさせていただく。

 日時は4月某日、週末からの強風で実施日程を1日ずらすことを余儀なくされ、また前日までの強風で海の状態もいささか不安ではあったものの、蓋を開ければ21名もの多くの参加者に恵まれ、また天候もまさに磯観察日和の晴天。

 今回の観察会には趣味として磯採集を楽しむ面々のほか、前回の本企画に続いての登場となる、爬虫類アイドルの高松雪乃ちゃんが続けて参加してくれたり、生き物系ユーチューバーとして高い人気を誇り、自身も毎年磯観察企画も実施しているという鰐さんとのコラボも実現、雪乃ちゃんファンや鰐さんの採集仲間など、これまでの弊誌企画以外の新しい顔ぶれも揃い、充実した観察会となった。

 肝心の成果のほどは海水魚はまだまだ死滅回遊魚の観察には早すぎるものの、アゴハゼやキヌバリなどハゼの仲間や各種ギンポなど磯観察ではお馴染の種類を数多く観察、テーマとなったウミウシや変なイキモノたちも3種類のウミウシを筆頭にアメフラシや巨大なオニイソメ、さまざまなヒトデなどなど数多くの生物たちを採集、観察して春の磯を参加者それぞれが満喫していた。

 本誌でも随時季節に応じた観察会を開催していくので、次回にはぜひ未参加のみなさんも参加してほしい。

雪乃ちゃんのトレードマーク、カメレオンゴーグルで海中を探索する3人。

1日お疲れさまでした〜。心地よい疲労に自然と笑みがこぼれる。

観察できた いきものたち

左上/
ウミウシ界のスター。アオウミウシも採集できた。長期飼育は難しいので、観察後は海にリリース。

右上/
海水を含み、まるで風船のようにふくらむ生態が面白いフウセンウミウシ。参加者から大人気だった。

左下/
マダラウミウシだと思われる個体。個体差も大きく同定は難しい。

右下/
タイドプール内に取り残されたクサフグも採集。

左上/
タコの子供も採集できた。

右上/
巨大なオニイソメ。これでも小さいサイズだという。毒はないが鋭い歯を持つので、咬まれないように。こんなのが水槽から出てきたらと思うと、鳥肌が立つ。

左下/
岩を返すと数多く確認できた、ヒトデやウニの仲間たち。

右下/
巨大なアメフラシの一種。刺激を受けると紫色の液体を噴出する。

カメラ:佐々木浩之 Hiroyuki Sasaki
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:CORAL FREAKS 26

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