2018.12.19

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

好きだから、とことんはまる! 「アクア列伝」

アクアリウム歴は30年以上、子供の頃からアクアリウムが大好きで、大型魚から小型美魚までさまざまな熱帯魚を飼育してきたベテランアクアリストがいま熱中するのは、海水魚飼育だ。

 魚の会話になると、目をキラキラとさせて嬉しそうに最高の笑顔で話しだす、絵に描いたような少年の眼差しで取材に応じてくれたのは、北海道は札幌市在住の高橋知博さん。現在もピラニアを飼育するなど、そのアクアリウムキャリアは30年以上のベテランアクアリストだ。

 そんな高橋さんが現在最も熱中しているのが、海水魚飼育。それも流行りのリーフタンクではなく、数多くの海水魚を混泳させる海水魚飼育を行っている。

 取材時にも同席してくれた弟の和久さんが、もともと海水魚を飼育しているのがきっかけとなり、小型水槽でカクレクマノミの飼育をスタートしたのが5年前。現在の幅180×奥行き75×高さ60㎝の大型水槽は、もともとはアジアアロワナの混泳を楽しんでいた水槽だったそうだが、次第に海水魚の美しさや淡水の熱帯魚とは違う飼育の難しさに魅了されてアロワナ飼育から切り替えてしまったのだという。

 給餌の際には掴むことが出来るくらいに、状態もよく慣れた環境で飼育されている海水魚たち。特に高橋さんはウメイロモドキが群泳する水景がお気に入りなんだとか。

 ウメイロモドキは背ビレから尾ビレにかけての黄色い体色が特徴の魚でアクアリウムとしてはあまり流通は多くないが沖縄では食用としても使用されるタカサゴの仲間だ。最大では30㎝ほどに成長する魚種だが、高橋さんの水槽でどのような成長をしていくのか興味深い。

 アクアリウムにはあまり興味がないという奥様の宣子さんやご子息の隆一さんの苦笑いをよそに、

「この水槽はウメイロモドキメインなので大型ヤッコをメインにした水槽も作りたいですね」
「サンゴにも興味がないわけではなくて特にナガレハナサンゴはみていると欲しくなります」
「部屋ひとつ水槽だけの水槽部屋を作るのが夢です」

と、高橋さんのアクアリウム熱は冷めるどころか熱くなるばかりだ。

ライブロックの配置も水中要塞のようでなかなか素晴らしい水槽の全景。メインポンプは2台使用して、左右から循環を行っている。

給餌は毎日。手で掴めるほどに慣れた状態。給餌が海水魚飼育最大の楽しみである。

メインタンクとは別にトリートメント用の小型水槽も管理している。

高橋さん、お気に入りのウメイロモドキ。たしかにヤッコやチョウチョウウオなどとは違った美しさがある。

高橋さんが海水魚飼育をするきっかけとなったのは、マリンアクアリウム最大のアイドル、カクレクマノミ。

カメラ:佐々木浩之 Hiroyuki Sasaki
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:CORAL FREAKS 26

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