2018.09.28

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

全世界のカスタムフリークが注目する オークランドスタイラーの"今"。vol.3

1947 H-D FLTHE BLACK GRASS HOPPER

Make An Ugly Knuckle.

 マックス曰く「製作3日」というご覧のナックル。コンセプトはUglyで"The Black GrassHopper"と名付けられた。ガレージビルド然としたラフフィニッシュで力の抜けた"B級チョッパー"を演出するがそこは4Q、ただの寄せ集めでは終わらせない見せ場を作っている。
 
 フレームはH-D純正のブルネック。ネックアングルは未変更だがトライアングル部がウインドー加工される。この骨格に41mm径のワイドグライドを装着、フロントに21インチのインベーダー、リアに18インチのブラックレースをセットアップ。オールド"Shitty"ペイントのXLタンクをフリスコマウントし、クロームメッキのホースシュー型オイルバッグ、フラットフェンダーにありもののシッシーバー、Old Batesのシングルシートとピリオンパッドで「 サクッ」とフィニッシュ。製作者曰く「マジでえげつない音」のGhetto Pipesにも注目されたし。
 
 「この46FLは地元オークランドの対岸のペンシルバニアで発掘した。サポートしてくれたピッツバーグの友人ポールに感謝しているよ」。

 手に入れて車両の状態をチェックすると、エンジンに問題を抱えていることに気付く。

 「トップエンドが焼き付いていたよ。それが原因で不動になり、長い間眠っていたようだ。それを見つけた時はさすがに気が重くなったけど、よくよく見ればなかなか面白いパーツも付いてるし、"オレなら良いバイクに仕上げることができる"と思ったんだ。とりあえずヘッド周りを交換し、ショップに転がっていたパーツを付けて走る状態にした。自分のバイクだから焦らず楽しんで仕上げていくよ」。

とりあえず走る状態にしたというナックル。ショーバイクとは対極に位置する脱力系だが、それぞれに異なる魅力があることを認識するだけでなく、双方を走らせ身を持って体現する。そんな思考を己のクリエイションの源泉とするのが、4Qの作法である。8インチのライザーを介してマウントされるハンドルバーはフランダース製でマックス曰く品番は"#69"とのこと。

 photographs:Ken Nagahara
 text:Max Schaaf text:Gonz
 Translation:Ken Nagahara
 ROLLER magazine vol.16

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