2019.01.25

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

"OYSTER PERPETUAL COSMOGRAPH DAYTONA"が欲し...

世界で最も人気の高いクロノグラフモデルといっても過言ではない「デイトナ」。最新モデルこそ絶対という考えから、アンティークこそ至高という考えまで、その魅力は奥深い。

2016年に登場した最新デイトナは、美しいセラクロムベゼルが特徴「Ref.116500LN」

Ref.116500LN/
堅牢なオイスターケースに、ロレックスが開発したブラックセラミック製ベゼルを組み合わせる、最新デイトナのステンレスモデル。自動巻クロノメーターのキャリバー4130を搭載。自動巻、100m防水、ケース径40mm

 2016年のバーゼルワールドで最大の話題を振りまいた、SSデイトナのフルリニューアル。ベゼルがブラックのセラクロム製となり、リファレンスは「Ref.116500LN」となった。従来の52系デイトナ(リファレンスの4桁目と5桁目がデイトナを表すナンバー。旧作はここがずっと52だった。ちなみにレザーストラップバージョンは51系)はこれでディスコンとなり、以降はこの50系デイトナが主流となる。

 大きく変わったのはベゼルのデザイン。セラクロム素材へのスイッチで耐スクラッチ性能が大きく向上しただけでなく、タキメーターのフォントも変わっている。ちなみに同時発表されたオールゴールドのデイトナも、この新しいフォントを採用したベゼルを採用していたため、リファレンスはRef.116508に。最近になって、ロレゾール(コンビモデル)のRef.116503もリリースされている。

 このほか細かな変更点を挙げると、ダイアルの「SWISS MADE」と書かれた部分の秒目盛りが変更を受けている点と、精度表記が「ロレックス 高精度クロノメーター」(2016年から現行ロレックス全モデルに適用)に準拠するようになったこと。ケーシング後に行われる独自検査の精度基準は、C.O.S.C.が定める基準の約2倍だ。

Ref.116500LN/
2016年に発表された新型デイトナ。ベゼルは耐蝕性と耐傷性に優れたモノブロック セラクロムベゼルを採用。艶のあるベゼルが高級感を醸し出す。キャリバー4130搭載。自動巻、100m防水、ケース径40mm

Ref.116500LN/
セラクロムベゼルの艶感とホワイトダイヤルのコントラストが美しい、新型デイトナのステンレスモデル。流通量の関係からホワイトダイヤルの方が若干高めの価格になっている。自動巻、100m防水、ケース径40mm

初めてロレックス自社開発ムーブメントを搭載したデイトナ「 Ref.116520」

Ref.116520/
2000年から2016年まで生産されたデイトナのステンレスモデル。初めて自社開発したクロノメータームーブメント、キャリバー4130を搭載。ハック機能に加えパワーリザーブ72時間を誇る。自動巻、100m防水、ケース径40mm

 1990年代末に起こったスイス時計業界再編劇の渦中で、ゼニスがLVMHグループに吸収されると、Cal.4030(エル・プリメロのロレックスによる改良版)の安定供給が怪しくなり、ロレックスは再びデイトナのフルチェンジの必要に迫られた。

 当初はインダイアルの配置が歴代デイトナのイメージに沿う、フレデリック・ピゲ(現在のブランパン・マニュファクチュール)のCal.1185に搭載ムーブメントをスイッチするプランもあったが、当時は供給先がブランパン1社に限定されていたため頓挫。ロレックスはついに、自社製クロノグラフムーブメントの開発に踏み切った。

 完成したCal.4130を搭載する第3世代デイトナが、2000年に発表されたRef.116520である。ロレックス初の自社製クロノグラフCal.4130は、現代的な自動巻きクロノグラフの基準機と呼べる存在だ。ロレックスの開発チームは、マーク・シュミット、ミッシェル・サンテらの若い世代を中心に編成され、近年になってようやく新世代クロノグラフの標準装備として認知されるようになった、垂直クラッチなどがいち早く搭載されていた。ロレックス自社製クロノグラフの初搭載と、やはり目に馴染んだSSベゼルを備えていることから、52系デイトナの人気は継続しそうだ。

Ref. 116520/
長くフラッグシップとして君臨してきた旧型デイトナ。製造が終了しているため、新品で手に入るのは市場流通分のみとなる。ステンレスベゼルの精悍な顔も捨てがたい魅力だ。自動巻、100m防水、ケース径40mm

Ref. 116520/
ステンベゼルとホワイトダイヤルが洗練された大人の上質さを醸す人気モデル。パワーリザーブ72時間を誇るキャリバー4130クロノメーターは、秒針がストップするハック機能を装備。自動巻、100m防水、ケース径40mm

カメラマン:Yasuhiro YOKOSAWA
テキスト:Hiroyuki OGAWA
媒体:MAJOR WATCH

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