2018.11.12

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

VW CLUB FROM THE GLOBE vol.2

History of Der Kleiner Panzers

 あまりに有名なGreg Aronson/Jim Holmesの1963年型ラグトップ。オレンジカウンティ、アナハイム時代のRon FlemingとGreg Aronsonのショップ前で記念撮影。この1963年型が、まさにキャルルックの定義として1975年2月号の『Hot VWs』の表紙となるのだ。

 1964年、南カリフォルニアのオレンジカウンティ。ここで世界中に多大なる影響を与え続けるVWクラブが誕生する。DKPの前身「Volkswagen Unlimited」は、設立当初ごく普通のVWが好きなメンバーが集うオーナーズクラブだった。しかし早くも翌年、クラブの方向性が一気に変化し、VWをベースにモディファイを加えたカスタムVWのクラブとなる。クラブ名も「The Der Kleiner Panzers」、英語にすると「The Little Tanks」という意味であった。

 当時はエンジンはノーマル40HPのまま、ワイドホイールにファットなタイヤを履かせ、音質重視のマフラーに交換するようなカスタムが主流であった。しかし状況は1967年モデルの登場でエンジンパフォーマンスアップに目覚める。アフターマーケットのチューニングパーツがまだ少ない中、この1,500ccエンジンへのスワップやタイプ3用のデュアルポートヘッドへの交換など、エンジンチューンナップの芽が出始めたのだ。

 これを機に市場性を感じたアフターパーツメーカーがチューニングパーツの発売を次々に始め、その市場が一気に開花し始めたのだった。まだそのネーミングは生まれていなかったが、「キャルルック」が芽生えた瞬間だったのだ。この頃からDKPは、エンジンをチューンアップしてドラッグレースに挑むメンバーが増えていった。当時VWのGasserはすでにドラッグレースの世界で台頭を見せていたが、DKPカーのようなストリートカーでドラッグレースに挑むようなムーブメントは起きていなかった。

 このときDKPのキャラクターは、ソーシャルクラブから完全に"キャルルックの追求"へと変わっていた。この頃になると外観のカスタム方法も大きく変わっており、まさに1975年の2月号のHot VWsで定義されるキャルルックの方向性を追求するものになっていた。

 DKPは1974〜78年の間に一時休止状態となるものの、現在に至るまで新しい世代が加わりながらアクティブに活動をし続けている。

 DKP創世記の頃のメンバーカー。エンジンの大幅なチューニングはまだ行っていなかったが、高年式のエンジンに換装したり、タイプ3用のデュアルポートを移植したりして、パフォーマンスアップを図っていた。タイヤのチョイスや装着されるマフラーが非常に興味深い。

1970年代に入ると様々なパフォーマンスパーツが発売され、Weber IDAも装着してドラッグレースに出向くようになる。

OCIRで開催されていたBug-Inなどのイベントではクラブでエントリーし、数々の賞をゲットした。

超貴重な1949年型をしても染まってしまうPip Hancoxワールドと、VWへの情熱「1949 Type-1 10/11」

 サイコビリー(ロカビリーとパンクロックをクロスオーバーさせた音楽)バンドの大御所である「Guana Batz」のヴォーカルを務めるPip Hancox。元々はイギリス出身。現在は南カリフォルニアを拠点に活動し、1982年の結成以来、世界中をツアーで渡り歩いている。定期的に日本でも公演を行っており、サイコビリーファンにとってはまさに神様のような存在なのだ。

 そんなPipにとってオフ時のライフスタイルは、もっぱらVW一筋。『LET'S PLAY VWs』46号でも1953年型オーバルとともに登場してもらっているが、これまでにPipがカスタムしてきたVW達は、世界中のVW雑誌に取り上げられ、そのPip独自のスタイルは音楽同様に世界中に衝撃を与えている。

 ただPipのや悩みの種は自ら手塩に掛けて仕上げたVWがこの世に出ると、必ずと言って良いほど信じられない数のオファーで、PipのVWを売ってほしいという人が現れること。まあPip自身もプロジェクトを完成させるまでの過程に大いなる楽しみと喜びを感じているので、ついついオファーを受けてしまう、結果また新しいプロジェクトをスタートしなくてはならない。

 そんなことがここ2〜3年繰り返されてきた。しかし、今度は製作過程だけでなく自ら想う存分ドライブしてVWを楽しみたい……。というわけで南カリフォルニアを中心に活動しているVWクラブ、Der Blitzkrieg Kafers(DBK)の主要メンバーとしても活躍しているPipがまたもややらかしてくれた。今度製作した1台はなんと1949年型スタンダードがベースの1台で、その仕上がりのセンスはまさにPip Hancoxワールドだ。

 なんといっても目を引くのが100%、1949年オリジナルのボディパネルを包む、どこまでも深いブラックとゴールドのErcoホイール&ドラッグタイヤのコントラストだ。これにフロントは4インチのナロード&3インチドロップスピンドルで実現した絶妙なスタンスを魅せてくれる。これまでビッグモーターを選んできたPipだったが、今回は新しい試みとしてエンジンにビンテージパフォーマンスをチョイスした。

 エンジンのメニューは36馬力ケースをベースにウルフスブルグ・ウエストの69.5mmストローカークランクで排気量アップ、さらにSpeedwell USAのスーパーチャージャーと1.25ハイレシオロッカーでこの年代のノーマル比2倍以上となるパワー55馬力を発生するパフォーマンスを得ることに成功した。

 インテリアに目を移すとスタンダードモデルの空気感を大事にしながらも、カスタムステアリングに目を奪われる。なんとPipはチタンを使ってワンオフでステアリングを作ってしまったのだ!こうしてPipの1949年型は他にはない独特の空気感とオーラが漂うことになった。

コロラド州のカスタムファブリケーションショップ、Luftkraft FabricationによってPipのためにワンオフ製作されたチタン製のステアリングホイール。

 搭載されるSpeedwell USAのスーパーチャージャーは、コンプレッサーボディはシルバーだがマット仕上げでブラックアウト化し、プーリーや補機類も同様の処理を施している。さらにエアクリーナーはグロス仕上げでブラックアウトした。現在Speedwell USAのスーパーチャージャーは第2世代へと進化し、圧縮も高まったそうだ。

「Guana Batz」のヴォーカルとして南カリフォルニアを拠点に活動し、年間平均100日以上世界中をツアーで渡り歩いているPip Hancoxにとって、オフの際のVWとの時間は自分の感性を研ぎ澄ますために欠かすことの出来ない時間。空冷4気筒の心地よいサウンドとバイブレーションは、Pipの音楽活動にとてつもないエネルギーを与えているのだそうだ。

前世はBajaで砂漠にポツンと置き去り、今は南カリフォルニアを代表するShow Car「1954 Type-1/117」

 2009年に『LET'S PLAY VWs』35号で初めて登場している南カリフォルニアのVWクラブ「Der Blitzkrieg Kafers」(DBK)は、これまでの常識を打ち破る仕上がりのクオリティで創設当初から世界的に大きな注目を集めているVWクラブだ。クラブ自体は実はノーマル、カスタムを問わず、ロワードが必須とか、年式、ビッグエンジン搭載といったレギュレーションは存在せず、実際にフルオリジナルのビンテージ車を所有するメンバーも存在する。面白いことにここ2年連続VWクラシックでベスト・ビンテージクラスを制しているのは何を隠そうDBKなのだ。

 これまで本誌でも数々のDBK VWを紹介してきているが、今回DBKとして2台目に登場願ったのは、Spencer McFarlandが所有する1954年型ラグトップ・オーバルだ。アクセサリーパーツを満載し、VWイベントでは毎回人だかりが出来てしまう、南カリフォルニアのVWシーンには欠かすことの出来ない名物ワーゲンだ。

 Spencerがこのオーバルと出会ったのは2010年までさかのぼる。仕事でたまたま出向いていた何もない砂漠にポツンとほぼ放置状態だった1954年型を見つけたのだ。オーナーが他界し、娘が道路脇にFor Saleサインを下げて放置状態になっていたのを、Spencerが引き継いだのだ。

 バハバグの状態に改造されていた現車だが、よく見てみると3フォールドラグトップは備わっているし、セマフォーも残っていた。ボディはフロントとリアセクションがバハ化の際にカットされてしまったが、ボディ自体は非常にストレートな状態だった。Spencerは誰も興味を示さず長年砂漠で放置されていたバハに、無限の可能性を見い出したのだ。

 Spencerの元に嫁いできたバハは、すべてをバラしてレストア作業が開始されることになった。Spencerはボディワークにあたり当時ものの年代マッチのボディパーツでレストレーションを進行することに強い拘りを持っていた。やはりここがVWの凄いところである。探せば出てくるのだ。

 フロントクリップはローカルVWクラブの知り合いから譲ってもらい、リアエンドとフェンダーは北カリフォルニアで入手。そのほかのボディパーツも、知り合い経由で見つけることが出来た。おまけに同年代のSears Allstateシングルホイールトレーラーまで出てきてしまう始末だ。

 こうしてボディのパーツを組み付け、チリなどを完璧に調整後、オリジナルカラーであったL213アイスランドグリーンで仕上げられた。ホイールは最後まで決めることが出来ず!? 右サイドをBRM、左サイドをコスミックをインストール。しかしホイールは両サイドDBK代表のDave Piployによって特殊仕上げが施され、違和感を感じさせない仕上がりを実現した。

West Coast Classic Restorationsで仕上げられた美しいインテリアは、今やショーウィナーになるための必須条件となっている。3スポークステアリングには非常にレアなUber3スポークホーンリングが備わる。ダッシュセンターにはレストア済みのVDOタコメーターをマウント。フランクフルトBlaupunktラジオに加え、ウルトラショートウェーブレシーバーも備わる。

センタートンネルにはVDOの電圧、油圧、油温計をセット。Okrasaクルーザーペダル、E-Z Dimmerペダルも装備。

エンジンは2,332cc、ボア94Xストローク84mm、スキャットカウンターウェイトクランク、CB H-Beamコンロッド、Engle W125カムシャフト、ヘッドはCBストリートエリミネーター、エキゾーストはA1サイドワインダーセラミックコート。ベンチテストで200馬力を発揮している。

ホイールは右サイドがBRM、左サイドがコスミックの5穴ワイドを装着、DBK代表のDave Piployによって表面加工が行われ別物の雰囲気を醸し出している。

自分好みに仕上げたオンリーワンなVWは、いつまでも色褪せないキャルルック!!「1959 Type-1/117」

 2015年8月。東京福生、米軍横田基地周辺R16沿いのアメリカンダイナーで、VWクラブ「One Low Street Roller」の30周年記念パーティーが開催された。数多くのVW乗りが集まり、約100名にも及ぶ人達によって大盛況な記念パーティーが行われた。

 「One Low Street Roller」は、1984年に6名のVW乗りと6台のキャルルッカーから結成された。多摩地区を中心に活動し、週末ともなれば各地にツーリングに行ったり、時には、富士スピードウェイで開催されるドラッグレースにエントリーすることもあった。

 結成当時から今日までクラブ代表を務めるのは堀内氏である。『LET'S PLAY VWs』45号で紹介した、ホットロッドテイストが盛り込まれた'54オーバルのオーナーだ。当時、堀内氏はイエローボディの'61タイプ1をモールレスにし、低く構えた車高にポルシェアロイを履いた「キャルルック」に乗っていた。気づけば、「キャルルック」を合言葉に6名のVW乗りで意気投合し、「One Low Street Roller」が誕生することとなった。

 当時は、車高の低いクールなVWは少なく、様々なイベント会場で注目され、誰からも注目を浴びるクラブとなっていた。そのルックスは、「MOON EYES」代表・シゲ菅沼氏の目にも留まり、一目置かれる特別なVWクラブへと成長していた。次第に心惹かれ合う者同士がクラブに加わり、結成から5、6年で15名ほどの人数となり、キャルルッカーなクラブの代名詞ともいわれていた。

 そのクラブの中に、結成当時からVWを乗り続けているメンバーが1人。1959年式タイプ1ラグットップに乗る山木好二さん、1961年生まれ。かつて免許を取る前から、お兄さんの乗っていた'59タイプ1を譲り受けてVWオーナーとなっていて、18歳になるやいなや免許を取得し、VWを乗り回す日々だったそうだ。

 当時の『HOT VWs』誌を見ては、キャルルックなVWに憧れ、愛車を一新することを決意。当時、横田基地周辺のYANASEに勤める友人がいたこともあり、様々な純正パーツを買い集め、雑誌に載っていたハワイアンブルーへオールペイントをした。

 エンジンは、1,641ccへパワーアップし、低い車高にEMPI5スポークを履いたキャルルックを作り上げた。それから数年後、ちょっとした事故に遭い、再度、鮮やかなペパーミントグリーンにペイントし自分好みのキャルルックを作り上げていた。

 山木氏のコンセプトは、ストリートでクールに乗ることであり、どこに行くにもこの'59タイプ1で出かけることであった。いつしかエンジンは1,775ccへスケールアップし、ボディカラーも現在のカラーであるサーモンピンクにイエローを混ぜた山木氏オリジナルカラーへ模様変えをし、クラブのみんなでVWを楽しむ日々であった。

 気づけば、走行距離は10万kmを突破し、10年以上このエンジンで乗り続けていた。オイル漏れをはじめ、エンジン全てを見直すため、オーバーホールを行った。作業担当は、ショップをオープンしたばかりの「One Low」であったショップの田崎兄弟も元々「One Low Street Roller}のメンバー。VWショップオープンを機に「One Low」の名を譲り受け今日に至っている。

 1,775ccのエンジンは再び両脇にデロルトのキャブが備わり、シリンダーヘッドはセミヘミ加工が見直され、各部の再チェックが施され乗りやすく壊れないエンジンに蘇った。

 そんな時代からいつしか、20年の歳月が過ぎようとしている。今年で37年目、この'59タイプ1だけ乗り続けている。しかも、このクルマ以外にはクルマを所有することはなかった。まさに'59タイプ1 オンリーワン! クラブ結成30周年を迎え、昔のアルバムを振り返ってみると、違うクルマに乗り換えた者、降りてしまった者などがいる中、カラーは違えども、'59タイプ1は必ず、どこかに写っていた。

 代表の堀内氏は言う。「ほかのクルマに乗り換えたり、もう1台足クルマ所有したりすることなく、1台のVWだけを乗り続けるって凄い! 山木は、One Lowのレジェンドだね!!」

山木氏「そうだね〜、自分でもそう思うところはあるかな! 奥さんも結婚前からこの'59を知っているし、気づけば子供たちが免許を持つまでに歳月が経っている。家族より付き合いが長いですね」。

今では息子にこの'59を運転させることを夢見ているそうだ。'59タイプ1は山木家で、そして「One Low Street Roller」で活躍し続けることだろう。

 20年前に「One Low」で組み直されたエンジンは、今でも快調そのもの。左右に備わるキャブレターは、DELLORTO40を採用。キャブにマッチングした内径のマニホールドがセットされる。今となっては幻の希少マフラー「4TUNED」のダブルが備わる。

内装はいたってシンプル。ステアリングはスーペリアがセットされ、シフターはHURSTをチョイス。グリップにはT型タイプのノブをセット。

再び手にしたVWは、速さと美しさを兼ね備えたキャルルックオーバルであった。「1954 Type-1/113」

 若かりし頃、キャルルックVWに乗っていた。それは、思い出がいっぱい詰まったクルマであった。

 当時、'80年代はVWキャルルック全盛期の時代。メッキパーツを輝かせたエンジンはツインキャブ仕様。足回りも4穴ホイールから5穴ホイールに変更した356クロームホイールを履き、ボディカラーはオーバル時代の純正カラー、ホライゾンブルー(L331)でオールペンした'72 タイプ1の6Vルックだった。懐かしくも楽しい日々を思い出す。

 気づけば、クルマを手放して約30年以上が経った。「もう一度乗りたい!」この想いは、絶えず心の片隅にあった。その想いを現実にし、カムバックを果たし再びVWユーザーとなった人がここに1人。オーナーは、猪俣俊浩さん。美しさと速さを兼ね備えた、キャルルック1957年型オーバルを完成させたのであった。

 きっかけは、息子さんが免許を取り、「VWに乗りたい!」、この一言から全てが始まった。早速、親子でクルマ探しを開始。近所である仙台の「Head Rock Motors」へ2人は訪れた。息子さんは、お目当の1967年型タイプ1 「ロクナナ」を早速購入する運びとなった。それから、幾度となく息子さんの「ロクナナ」で「Head Rock Motors」に足を運び、VWのある生活を垣間見ることとなった。

 自分も、自分のVWに乗りたい……この想いはただの憧れから、いつの間にかストレスにもなるほどであった。そんなある日、ショップに1台のVWが入庫していた。ホライゾンブルーのオーバルがそこにあった。懐かしさが込み上げる。「こいつだ! こいつで本物のキャルルックを作ろう!」まさに一目惚れ。当時からのお気に入りカラーであるホライゾンブルー。そして、まさかのオーバルと出会うことができた。

 即、購入を決意し、「Head Rock Motors」で製作プランを企てることとなった。足元には輝くBRMホイール、ボディも美しく輝き、ピカピカのチューニングエンジン1,776ccにWEBER40ツインを搭載する計画であった。そして、昔出来なかった憧れが、現実に近づくのを夢見るのであった。

 「2012 HOT ROD CUSTOM SHOW Air Cooled in Action」が開催されることを知り、エントリーを決意した。よりビッグモーターな2,180ccへスケールアップ、キャブレターはキャルルックの必需品ともいえる大口径のWEBER48IDAを、チョイス。そして、随所にGENE BERG 製のパーツを採用。エグゾーストには、A-1ステンレスマフラーを装着し、イグニッションにはMSDがセットされシンプル且つ美しいエンジンルームへと仕上がった。

 インテリアに至っては、シート・ドアパネルはアメリカの「West Coast Classic Restoration」で製作。ボディも同色にてオールペイントを行い、希少なSPEEDWELLのフードメダリオンにBRMセンターキャップにもSPEEDWELLが輝く。まさに、抜かりないパーフェクトなオーバルが完成したのであった。

 今では、息子さんと二人で「Head Rock Motors」を拠点とするVWオーナーズクラブ「Jump Head's」に所属している。staginglane.net 主催のドラッグレース「VW Drag In」へ参加したり、クラブのオーナー同士で日々、VWライフを楽しんでいる親子であった。

 「Jump Head's」は、「Head Rock Motors」開業後、間もなく発足。『LET'S PLAY VWs』43号で紹介した真っ赤なタイプ3カルマンに乗る今野氏を中心とする、「Air Cooled VWs オーナーズクラブ」。歴史はまだ10年足らずと若いクラブであるが、カーショー、ドラッグレースなどに積極的に参加し、ここ数年、輝かしいアワードも数多く手にしている。

 『LET'S PLAY VWs』46号掲載の1960年型タイプ1 Fast Diamondの功績は、記憶にも新しい。今や全国から注目され話題のクラブへ急成長中なのだ。

 ブルーのシート、ドアパネルは世界的に定評ある「West Coast Classic Restoration」で製作。フラワーベースに飾られる造花は、'72タイプ1時代からの思い出の造花。グローブボックスのサインは2012 HOT ROD CUSTOM SHOW Air Cooled in ActionのゲストSchley Brothersのサイン。

 エンジンは2,180cc(ボア:92mm×ストローク:82mm)、カムはW-130を採用。シリンダーヘッドは、CB 044 OVAL PORT(EX:42mm In:37.5)のビッグモーターを搭載。ファンシュラウドは、ハンマーペイントが施され、エンジン両脇には存在感あるWEBER 48IDAが備わる。

 輝かしいリアバンパー下からは、ステンレス製のA-1マフラーがセットされる。排気音は静かで低回転でも安定したアイドリングが印象的。メカニックは「Head Rock Motors」熊谷氏によるものだ。

 「Jump Head's」は、2008年に結成されたVWオーナーズクラブ。仙台の「Head Rock Motors」に集うVWオーナー達が個々でカーショーにエントリーするのではなく、みんなでエントリーしよう! ということがキッカケでVWクラブ「Jump Head's」が誕生した。全国各地で開催されるVWイベントに積極的にエントリーし、数多くのアワードを受賞している。

カメラ:Shin WATANABE、Kunihisa KOBAYASHI
テキスト:Shin WATANABE、Yuji OHSAKO
媒体:LetsPlayVWs 48

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