2019.02.05

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

熱狂的VWコレクターの、宝石のようなスプリット「1952 Type 11C」

メキシコはやはり"もう一つのVWビートルの母国"であった――。 『LET'S PLAY VWs』が初めて訪れたメキシコで開催された「ヴィンテージVWトレッフェン」。空冷VWを愛してやまないメキシコのVW信仰家の志が、低いわけがない。そんなことを痛感させられた、メキシコ屈指のVWコレクター。

 ここに紹介する1台は、VWトレッフェン・メキシコ会場の中で最も際立っていたヴィンテージVWの1台。非の打ち所のないフルレストレーションが完了した1952年型スプリットウィンドウだ。オーナーはメキシコシティ在住で、今回のトレッフェン主催メンバーの一人、Alejandro Rubio Thompson。

 このスプリットウィンドウ以外にもカルマンギア、複数のビートル、タイプ2などを所有しているメキシコ屈指のVWコレクター。Alejandroは、免許を取得してからずっとVWに乗り続けている、VWのヒストリーに魅了された一人。いつかはスプリットウィンドウを所有したいと考えていた。しかし、メキシコにVWが正式に入ってきたのはオーバルウィンドウ世代の1954年から。メキシコオリジナルのスプリットは叶わないが、アメリカ、テキサス州で素晴らしいベース車の状態だった1952年型を発見し、国境を越えメキシコシティに連れてきた。

 エクステリアは、オリジナルカラーだったL11パステルグリーンでリフレッシュし、インテリアはカリフォルニアのウエストコースト・クラシック・レストレーションで仕立てられている。ドイツやカリフォルニアで手に入れた数々のアクセサリーパーツは、多くのギャラリーを魅了していた。

 エアクリーナは、この年式で一般的なコーヒー缶タイプではなく、アメリカ向けに標準で装備されるケースが多かった、サイクロンタイプを装着。当時のアメリカのインポーター、マックス・ホフマンによって輸入された車両に採用されていた。

SWF製マップライトミラーに、Kienzleの8Daysクロックも装着。

スプリット世代のポップアップウィンドウは、フレームの太いアルミ製。

ステアリングはPetriのバンジョーに、レアなホーンリングを装備。その他アクセサリー満載だ。

text & photo:Shin WATANABE 渡辺慎介
媒体:LetsPlayVWs 49

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