2018.08.03

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

スピード感と反骨のスピリットがその色気に。「1946 H-D EL BLACK ...

Customが生まれる遥か以前に存在した意匠。

 ストックバイクの素性を際立たせるBobjobが施された車両は、つるしには存在しないスピード感や反骨のスピリットが色気となり、普遍的な美を宿す。70年以上前に確立したスタイルでありながら、今も多くのマニアの心を掴んで離さないその魅力とは̶。多種多様のクラシックバイクをコレクションするネイバーフッドの滝沢伸介はこう評している。
 
 「CutdownやBobjobと呼ばれるスタイルの源流は、1920~30sのレースバイクにある。ポジションの変更も軽量化もホップアップも、全てはスピードのため。見た目での主張や差別化といえば塗装くらい、そもそも"魅せる"という思考より、どれだけ速く走れるかに重きを置いていた。

近年になりそんなメソッドをカスタムバイクの黎明期とリンクさせ語られる節もありますが、カスタムが語られる遥か以前のアメリカに存在した板張りのオーバルコースやTTコースに端を発するスタイルです」。
 
これまで数多くのカスタムをプロデュースし、自らの足として走らせてきた滝沢はこう続けた。

「旧車をベースとするカスタムのデザインを思案する時、時代考証に基づくとどうしても手数は限られ使える物資も限定される。無論パーツひとつとっても手に入れるのはもはや至難の技です。でも、だからこそこの手のスタイルは奥が深い。作れば作るほど深みにハマるんです(笑)」。
 
 いにしえのスタイルを標榜する46EL。滝沢プロデュース、HAWGHOLIC 横溝製作という最強の布陣で製作された"Timeless"なナックルだ。

Flandersで固めたハンドル周り、ヒンジより後部をカットしたフェンダーやその上のスパルトテール、排圧を調整できるSuperior製Tiger Rangeメガフォンマフラー、前後16インチのGoodyear製Grass Hopper、極め付けはハンドクラッチ/フットシフトに変換するThoro Shi f terだ!時代考証に基づく圧巻のパーツセレクションである。

Photographs:Kentaro Yamada
Text:Gonz (満永毅)

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