2018.07.31

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

「New Order Chopper Show」の栄冠を勝ち取った一台。

リアセクションをリメイクしたアフターのリジッドフレームを骨格とするパンヘッド。フレームと外装のモールディングやF21/R18インチのホイールセットも加味し非常にコンパクトに映る。自然なフィッティングで見落としがちだが、フロントエンドはワンオフのナローツリーを介した41mm。“Barney Benson”のスムージ ング・スライダーに注目されたし。

 「New Order Chopper Show」は、記念すべき10回という節目を機に本拠地・神戸から大阪に移行、約4,000の集客を記録して盛況のうちに幕を下ろした。全国から集結した約200台ものカスタムバイクの中で、Best of Showという頂点を獲得したのはご覧の1台。神戸元町を拠点とするACE MOTORCYCLEの最新作だ。

 「70年代のアメリカに見る骨格と外装が一体成形されたモールディングチョッパーがコンセプトです」。

 ビルダー徳山公俊はこう続けた。

 「CleanやSimpleを念頭にカスタムを製作するのは常ですが、このプロジェクトでいうと、トータルフォルムは今までに無いものを狙いました。例えばこのフューエルタンク、エンド部をあえて絞らなかった。これはタンクからフェンダーまでの一体感を際立たすためのデザインです。アフターメイドのフレームを使ったのですが、リアセクションもその外装に合わせ作り直さなければいけなかった」。
 
 ネックからリアアクスルを結ぶ直線上のエクステリアをご覧いただきたい。タンクとシート、フェンダーの三者間に調和のとれた"流れ"と"一体感"が演出されているのが判るはず。これがビルダー徳山がこのプロジェクトに掲げた挑戦の成果である。参考までに、このモールドワークのほとんどが板金により成形されたという事実を記しておこう。

ROLLER vol.16

スクエアのテールランプが一体成形されたリアフェンダーとユニゾンするカスタムシートもこのパンヘッドの見せ場である。ビルダー徳山が絶大な信頼を寄せる「鎌倉山アトリエチェリー」の仕事。

ほぼ全てのパーツがワンメイクで作られていながら、そのどれもが個別に"主張していない"のが判るだろうか。全てはトータルで見た時に意味を成すデザインが与えられている。徳山自らが手掛けた塗りやグラフィックもしかり。

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