2019.03.07

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

SHOW TIME! VW Events vol.3

Bugorama 77

 現在3月にアリゾナ州フェニックス、4月と10月のフォンタナ(カリフォルニア州)、そして5月と9月のサクラメント(カリフォルニア州)で計5回開催されている「BUGORAMA」。その中でも1番のメインイベントとなるのが5月開催のサクラメントBUGORAMAだ。土曜日の夕方にゲートオープンとなるので、会場内でキャンプも可能。実質2日間開催のイベントで、VW専門のメジャードラッグレースシリーズ、BUGORAMARacingSeries(BRS)も同時開催、レースも思う存分観戦することができるイベントなのだ。

 1/4マイルで繰り広げられるVWドラッグレースは、年間ポイントが争われるプロクラスだけでも4クラス、計10クラスからVWレースカーがエントリー。トップクラスのプロモディファイは何と1/4マイルを7秒台で駆け抜け、土曜日夕方から予選開始、毎年好タイムが続出する。

 さらにサクラメントBUGORAMAの大きな目玉が、VWイベントとしては最大級の規模を誇るスワップミート。ワシントン、オレゴン、ネバダなど周辺州外からのエントリーも多く、スワップだけを目的にやってくるエントラントも多いほど。スワップミートも土曜日から出店が始まる。そしてカーショーには300台以上のVWがエントリー。全米トップレベルのカスタムカーも多く、とっても内容の濃いイベントなのだ。

コンスタントに10秒台をたたき出すNick Whartonの1967タイプ1は、ターボモーターで豪快なバーンナウトを披露。ギャラリーを沸かせてくれた。

土曜日の予選では夕日をバックに美しい光景に包まれるのが、サクラメントBUGORAMAなのだ。Pro GasクラスからエントリーしているJay CeeのJack Sacchetteは、決勝ではRunner Upまで勝ち上がった。

広大なサクラメント・レースウェイには土曜日から多くのエントリー。

BUGORAMAでは徹底的にこだわったディスプレイも多数で、見所たっぷり。

世界最速VWとして名高い、Paradise MotorsportsのKris LaufferがドライブするPro Modレースカー、Hater Makerがトップスピードでコントロールを失い、大クラッシュ。ガードレースに2回激突しながらも、必死にコントロールし最悪の事態は免れた。それにしてもトップスピード250km/hでの大クラッシュにも関わらずドライバーを守ったロールケージの安全性は驚異的だ。

ここ数年でボディカラーのチョイスやディテールのチョイスで、1980年代に回帰する動きが見られるアメリカのカスタムVWシーン。ベストコンバーティブルに輝いた62年型。

BUGORAMAでベストパティーナに輝いたNick Hiltonの1958年型タイプ1。ボディカラーはL245 Light Bronzeだ。

Kelley Park

ヒストリックパーツで開催される特別なヴィンテージVWミーティング

 取材時で32回目の開催とななった「VW SpringMeet at Kelley Park」、通称ケリーパーク。ヴィンテージVWクラブ・オブ・アメリカのゴールデンチャプターが主催するイベントは、なんといってもそのロケーションが素晴らしく、毎年瞬く間にイベント会場の収容キャパ一杯となってしまう北カリフォルニアの名物VWミーティングだ。

 会場であるケリーパークは、シリコンバレーにもほど近いサンノゼの公園で、カリフォルニアの発展に貢献した歴史的建造物や機関車などがここに移設され、大切に保管されているヒストリックパーク。園内に足を踏み入れると、古い路面電車の走ることが出来る線路が敷かれ、その雰囲気は1950年代。まさに映画のワンシーンのようで、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ってしまうのだ。そんな素晴らしいパークをまるまる借り切ってヴィンテージVWのミーティングが開催されるのだから、マッチングが悪いわけがない!
 
 毎年ケリーパークにはここでしか味わうことの出来ない特別な時間を楽しもうと、地元ローカルだけでなく、南カリフォルニアや他州、そして海外からの訪問者も多いのだ。このため現在ケリーパークが開催される週の金曜日には世界的に有名なVWコレクターや地元VWショップのオープンハウスが催されたり、土曜日には別会場でVWスワップミートイベントが開催されたりと、今では北カリフォルニアのVWイベントウィークと化して発展し、年々その規模を拡大している。

 さらにケリーパークも流石にヴィンテージVWクラブ・オブ・アメリカが主催してるだけあり、エントリーするVWもレアな車両も多く、VWミーティングだけとしても非常に見所の多いヴィンテージイベントといえる。特に2016年は過ごしやすい晴天にも恵まれ、8時すぐに会場は満車となるほどの大盛況ぶりであった。

ケリーパークに流れるVWとの特別な時間は、一度体験すると病みつきのリピーター続出!

ケリーパークの象徴的存在である、188年代に建造された電灯タワーとサンノゼダウンタウンから移設されたパシフィックホテル。その前に並べられるカルマンギアたち。

VWイベントのロケーションとしては、ドイツのイベントにも匹敵すると断言できるケリーパーク。一度足を伸ばしてほしい!

1927年に建てられたガスステーションも、ケリーパークで大切に保管され、現在イベントの名物撮影スポットなのだ。

路面電車の線路も敷かれるメインストリートには、ヴィンテージVWたちがずらり整列。日本的にいえば昭和の時代にタイムスリップしたような光景だ。

会場は年式、モデルごとに大まかに振り分けられ、見易い。

蒸気機関車の前に高年式モデルが整列。堪らない光景。

ナンバープレートの通り、まるでTonkaモデルカーのようなThing。フルオープンで登場。

text & photo:Shin WATANABE 渡辺慎介
媒体:LetsPlayVWs 50

NEWS of IN THE LIFE

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH