2019.01.17

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

MQQNEYES Japanのルーツが30年ぶりに蘇る!「1974 Type-2...

 1986年、横浜の元町プラザで小さなショップをオープンさせて以来、今年で創業30年を迎えた『MQQNEYES』。伝統のムーンイエローを身に纏うタイプ2は、1974年型デリバリーバン。自社で純粋なる社用車として最初に導入した1台だ。デリバンといえば、1949年に初代モデルがデビュー、1968年には2世代目のベイウィンドウモデルとなり、現代では6世代目(T6)となる、VW商用車部門伝統のモデルである。

 『MQQNEYES』といえば、現在では横浜・本牧にベースを置き、パーツ販売からダイナーまで、多くのカーフリークにアメリカンカスタム文化を提案しており、イベントも毎年開催している。代表の菅沼氏は1983年、サラリーマンの休暇としてアメリカ旅行に行ったときにアメリカの『MQQNEYES』でムーンディスクを購入。その後、日本でムーンディスクを装着すると、たちまち友人たちからも輸入を頼まれ、Dean MOONから個人輸入でオーダーすることになり、それがきっかけで『MQQNEYESJAPAN』を起業。1986年5月に横浜は元町プラザに小さなショップをオープンさせたのだ。

 開店当時から30年間、MQQNEYESのロゴを掲げた1974年型タイプ2は、イベント出展のために荷物を積んで日本各地を走りまわったり、自社商品を満載してMQQNディーラーに届けたりと、会社の歴史とともに歩んできたVWなのだ。そんなデリバンも時間の経過とともに傷みが結構進んでいた……。

 そこで創業30周年を迎えた2016年のストリート・カー・ナショナルズの前にレストアが施された。ボディの腐食を修復し、ムーンイエローで再ペイント。30年前と同様にピンストライパー・ワイルドマンによるMQQNEYESロゴが入れられ、仕上がりはまるで30年前にフラッシュバック。足元には当時と同様の15インチのホイールにムーンディスク、そしてホワイトウォールを組み合わせて、あの日の姿が蘇った。

 2016年5月15日、晴天に恵まれた30回目を迎えるストリート・カー・ナショナルズで初披露されたデリバリーバン。当日は1万2,000人もの来場者が、輝きを取り戻したその初々しい姿に歓喜した。普段は運搬車として使用されている現車も、この日ばかりは仕上がったばかりのショーカーのデリバリーバンとして注目を浴びたのだ。これからもスタッフに愛されながら、会社の社用車としてタイプ2は活躍し新しい歴史を刻んでいくだろう。

インテリアはシンプル。純正のステアリングに、革巻きのステアリングカバーが巻かれている。

現在は閉店してしまっているが、1986年に横浜・元町プラザ2Fにて「MQQNEYES」をオープン。その思い出の地での撮影。

日本におけるピンストライパーの第一人者・ワイルドマンにより、ボディにはレストア前同様のロゴが入れられた。

カメラ:Masakazu "PAN" SUMI 角”PAN”正和(MOONEYES)
テキスト:Jun-ISHIHARA 石原淳
媒体:LetsPlayVWs 50

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