2019.03.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

すべて木でできたVW !?「JOGJAKARTA VOLKSWAGEN FEST...

今回、我々取材班がはじめて訪れたインドネシアのVWイベント、Jogjakarta VW Festivalのもう1台の想像を絶するVWがこちらだ。Let's Play VWsアワードに選ばせてもらったType181である……。

ALL by Hand All by Wood

 一見、キレイにウッドパネルが張り巡らされたType181に見えるかもしれないが、それは大いなる見当違い。実はこのThing、シャシー上のボディは全てリアルウッドに置き換えられているのである。そう、ボディからドア、ウィンドウフレーム、ホイールキャップ、ヘッドライトリム、ウィンカーハウジング、バンパー、モールディングなどまで、主要コンポーネントのほとんどがウッドで家具職人によって作り替えられたのだ。そのディテールの芸の細かさは、もはや神業の域。ボディの完成度はまるで工芸品のよう。特筆すべきはこのThingはただの置物ではなく、普通に走行することが可能であることだ。

 オーナーのAl Sadadは、インドネシア伝統の家具を製作する会社オーナーで、自らも家具工芸職人。自社の職人達とこのThingをコツコツ仕上げた。このウッディThingの製作でAlが最も拘ったのはリアリティ。オモチャ感ではなく、オリジナルと全く変わらない雰囲気を出すために、寸法関係は徹底的にオリジナルを追求。各ボディパーツを凝視してみると、部材と部材の接合は全くチリもない、まるで伝統工芸品のようにフェンダーのカーブやボディのコーナーの形状など、オリジナルのスチールボディと寸分変わらないディテールを実現している。

エンジンルームへのエア吸入グリルもスチール製パーツは一切使わず、ウッドを手で削りながら芸術品のようなフィニッシュ。

シフトノブはAl自らの手で削り出した逸品。

オーナーのAl Sadadは、インドネシア、ジャワ島中部のジェパラで家具工房を営む。AlのウッディThingはJVWFで最も注目を浴びたVWとなった。

バンパーにはインドネシアの伝統家具のテクニックを持ち込み、手作業にて彫刻が施される。ホイールキャップはディスク面をできる限り覆い隠せるように、ハンドメイド。

主要コンポーネントのウッドとは対照的に、シートは航空機のようなリベット止めアルミパネルを使用し、アートのような仕上がりとなった。座面はデニム地。

サイドリアビューミラーも、ハウジングに伝統彫刻が施されたウッドに交換。

媒体:LetsPlayVWs 50

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