2019.03.26

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

平身低頭? 極度に低い車高と、べたべたにてんこ盛りにした装飾が特徴の一台。

 ラスベガスに次ぐ都市で、レイクタホからもほど近いネバダ州北西部の観光都市、リノから「Bugoramaサクラメント」にエントリーしたAlex Hernandez。今回BuroramaのカーショーにエントリーしていたVWでは、間違いなく"クレイジーVWナンバーワン"。もう理屈なんていらない。これこそ真のVWエンターテイメントなのだ。もはやここまで振り切れていると、芸術は爆発したといっても過言ではない、アートの領域なのである。

 とにかくこだわったのはその低さである。エアバッグを使わず、そのままの姿でドライブするのが真の男、そして父親の役目だと信じているAlex。着地ギリギリ、なおかつ走行可能なギリギリな地上高を綿密な計算式によって割り出し、絶妙なるフォーメーションを実現している。イベント参加などで遠征ドライブの際は、地上高が確保されるルート割り出しも極めて重要な任務の一つであることは、Alexもイタいほど自覚している。

 車両にてんこ盛りされる数々の骨董品と装飾品の数々。これらは車両の年代と時代考証的にマッチしていることはもちろんであるが、車両自体の熟成具合とも完全なるマッチングが必要不可欠であり、Alexは慎重に慎重を重ねて車両に盛り込む対象品を選択した。現在はルーフからエンジンリッドにかけてラックを3セット搭載して、日々増殖しつつある骨董品を搭載している。

 そして車内に関しては、さらなるこだわり空間を実現。シートに関しては路面とのダイレクトな対話を楽しむために、クルマ用ノーマルシートの使用を真っ向から否定。庭で使用するガーデンベンチの足を短くして車両での使用を実現。こうすることによりさらに低いプロファイルでレーシーな着座とドライブには欠かすことの出来ない路面からの情報をおしりからダイレクトに感じ取ることが出来るのである。

 さらに、この車高で必需品のマッドフラップは引きずりながら走らざるえないので、Alexは常にスペアのマッドフラップも常備している。

ホイールはAPホイールAPアプライアンス・ペーサーホイールの15インチ、ディスク面をゴールドフィニッシュ。元々はバギー用のアフターマーケットホイールであるが、現在Lowriderたちの間でポピュラーなチョイス。

オーナーのAlex Hernandezに、木の枝のように伸びるシフターを使用して、シフトチェンジのデモンストレーションを見せてもらった。

左フェンダーは知らぬ間に何者かによってカットされそうになったので、応急処置として頑丈な麻の紐で縫い合わせ、強度を確保している。

シャシーの補強に最適なのが、さまざまな州のナンバープレートだ。フロアはウッドのスノコをカットしてVWにフィッティングした。

text & photo:Shin WATANABE 渡辺慎介
媒体:LetsPlayVWs 50

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