2019.03.13

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

9年の歳月をかけた進化は、遂に最終章を迎えた。

 2007年関西地区で開催されたVWイベント「BUG IN MIKI」にスラムドスタイルでホワイトリボンタイヤを履き、ゴールドとブラウンのツートンカラー、そしてフェンダースカートを装着した65年型タイプ1が参加していた。しかもオーナーはあどけなさが残るヤングな20歳。話を聞けば、自分でカスタムを進めボディワークも自ら行っていた。そのクルマが9年もの間、手を加え続け試行錯誤を繰り返していた。

 オーナーの高岡謙二氏。現在、注目のボディワークショップ『誉デザイン』代表の29歳。自動車専門学校に通っていた時の友人に影響され、VWに興味を持つこととなった。卒業してから友人はオーバルを購入。高岡さんはこの65タイプ1サンルーフを購入した。専門学校時代から様々な雑誌を見てVWカスタムの世界を想像していただけに、65を手にした時には、数多くのカスタムプランが頭に浮かんでいた。そして、この9年間にそのプランを具現化し、7種類ものルックスを作り、今の姿へ進化して来たのであった。

 ボディは1年間だけ採用されたFJクルーザーのブラックチェリーに、ゴールドパールを混ぜたカラーでペイント。昼間と夜では違った姿を浮かび上がらせている。そして、低くスタンスした車高は、フロントビームをナロードしてビーム設置位置を変更して取り付けられている。こうすることで、フェンダーの中心にタイヤが収まり、自然なフォルムを見せることが出来る。

 リアは、ミッションを1インチレイズドしてローダウン。タイヤをハの字にして乗るのではなく乗り心地を確保し、自然なバランスを求めた結果であった。リアフードは、64コンバチ用を採用し、よりシンプルなルックスに。フロントウィンドウをサファリタイプにし、ボディカラーとマッチするゴールドのライトカバー、ブラックアウトされたホイールキャップで見事なバランスのとれたルックスを手に入れた。最終章といえる完璧な仕上がりを見せたスラムドスタイルが完成した。

 この65プロジェクトを終えたこともあり、次のプランを考案している。友人と同じ、OVALをベースにNEWCAR製作を只今進行中。期待を大きく上回る1台になることは間違いないだろう。

ダッシュはゴールドにペイントされグリーンのシート・ドアパネルは、生地からオーダー製作。シートは5cm下げられている。ステアリングは、スプリットの純正を採用。

ヘッドライナーは、ホワイトの生地にゴールドで独自の柄を表現している。

ビームを8インチナロードしたことでガソリンタンクの位置を2インチアップし、インナーフェンダーもそれに伴い、アップしている。

1,600ccのエンジンにシングルWEBER44IDFをセット。

カメラ:Ryota-RAW SHIMIZU 清水良太郎
テキスト:Yuji OHSAKO 大佐古裕士
媒体:LetsPlayVWs 50

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